まるで“食べる濃厚ジュース”!糸島・小富士で期間限定移動販売している佐賀みかん
志摩小富士の弁天橋付近に、濃厚な甘さのみかんを積んだ移動販売トラックが、期間限定で佐賀からやってきます。
ジューシーで甘みたっぷり、量もたっぷり!見かけたらぜひ覗いてみてください。
目次
見つけたらラッキー!?期間限定で移動販売している、甘くておいしい佐賀みかん
毎年心待ち。濃厚な佐賀みかんの移動販売
寒くなってくると、毎年我が家で話題になるのが「みかん、もう来てるかな?」。
数年前に偶然見つけた佐賀みかんの移動販売トラック。
リーズナブルな値段と驚くほど濃厚な甘さに魅了され、今では毎年家族で楽しみにしている冬の風物詩です。
トラックが停まっているのは、通称「志摩サンセットロード」(県道54号)沿い。
小富士の交差点を、写真奥方向(芥屋方面)に650メートルほど進みます。
ちなみに、写真の交差点を左折すると「弁天橋」がありますよ。
昭和バス・芥屋線「小富士」停留所のすぐそばの空き地に、「みかん」ののぼり旗とトラックが見えてきます。
笑顔で迎えてくれるのは気さくな松元さん
毎年この場所でみかんを販売しているのが、気さくな笑顔のおしゃべり上手、松元さんです。
声を掛けると、「お、こんにちは!」と、今年も明るい声で笑いかけてくれました。
実際に味を確かめてから仕入れ。おいしいみかんを佐賀から運ぶ
松元さんがこの場所でみかんを販売するのは、毎年10月末から翌2月ごろまで。大量のみかんをトラックにのせ、佐賀から通っています。
「期間中はほとんど毎日、10時ごろから17時ごろまでいますよ。あ、でも、雨が強かったら来ない日もあるかも。ハッハッハ」と、松元さんは豪快な笑顔。
販売しているみかんは、社長が直接農家に出向いて味を確かめ、特においしいものを複数の農家から仕入れているのだそう。
なるほど、だからあんなに甘いのね、と妙に納得してしまいました。
どのサイズも1袋500円!
取り扱うみかんは、季節により、温州みかんやデコポンなど。
大・中・小のサイズごとに袋詰めされ、どれでも1袋500円と格安!たっぷり2キロほど入っていますよ。
松元さんがその場で袋詰めしているので、痛んだものが入っていないものうれしいポイント。
表面に傷があるものは、なんと5キロで500円。もちろん味には問題ありません。
常連さんが次々に。松元さんとの会話も楽しみ
取材中も、お客さんが次から次にやってきて、みかん片手に松元さんとの会話を楽しんでいました。
我が家同様、毎年楽しみにしている人も多いそうで、福岡市内からわざわざ買いに来るお客さんもいるのだとか。
「やっと来てくれた!待ってたんよ〜」
「ここのみかんが甘くておいしいのは分かってるけん、味見はせんでよかよ」
など、毎年うれしい言葉をかけてくれるそうです。
つい先日は、たまたま立ち寄った東京からの観光客が、「わぁおいしい!それに、東京だったらこの倍の金額はするんじゃないかな」と目を丸くする一幕も。
「おいしいって喜んでもらえると、やっぱりうれしいですね。お客さんとのちょっとした会話で、自分も元気をもらってるんよ」
松元さんは、顔をくしゃくしゃにして楽しそうに話してくれました。
ジューシーなみかんは、まるで“食べる濃厚ジュース”!
今回は大サイズと小サイズを購入しました。
どちらのみかんもとっても濃厚!
口に入れた瞬間に、濃い果汁がドバッと押し寄せ、まるで「食べる濃厚ジュース」。
●大サイズ
13センチ前後のものが10個入っていました。
柔らかくて、とってもジューシー!
切ったそばから果汁があふれ出します。
●小サイズ
8センチ前後のものが26個も!
皮が柔らかく、ずっしりと身が詰まっているため、半分に割ったら皮がぺりっと剥がれてしまいました。
それくらい、とってもジューシーです。
あっという間に完食
「おいしい、おいしい」と、家族4人で競うようにして食べたので、たった3日で全部食べてしまいました。
これもまた、毎年お馴染みの光景です。さ、また買いに行かなくちゃ!