糸島のトトロの森へ。 ジブリの世界が広がる「芥屋の大門公園」

糸島のトトロの森へ。 ジブリの世界が広がる「芥屋の大門公園」

ジブリ映画でおなじみの『となりのトトロ』。
その舞台となるトトロが住んでいる森は、埼玉県の狭山丘陵がそのモデルの1つと言われています。そして、糸島にもその「トトロの森みたい!」と言われる人気スポットがあります。

今回はその「糸島のトトロの森」をご紹介します。

入り口からすでにジブリの世界観が垣間見える「糸島のトトロの森」

「糸島のトトロの森」への行き方

公共交通を使うなら、JR筑肥線「筑前前原駅(北口)」から芥屋線「芥屋バス停」下車、徒歩約10分です。※バスの本数が少ないので事前の確認はお忘れなく。

近隣の海沿いも綺麗なのでレンタカーもオススメです。約50台止めれる駐車場にはトイレも完備されていました。

駐車場に車を停めたら、「大祖神社」にそっていくと正面にある「大門神社」の鳥居が目印。展望台までの入り口はすぐそこです。

 

覗くと入ってみたくなる展望台までの遊歩道

「芥屋の大門公園」から大門展望台まで180メートル。その登り口から展望台へとつづく遊歩道が通称「糸島のトトロの森」と呼ばれています。

足を踏み入れた途端、両脇の立木がアーチ状になっていてまるで「ジブリの世界のようだ」と人気に。

この道を奥へ奥へと登っていくと、「芥屋の大門(けやのおおと)公園」の展望所に到着します。所要時間約10分くらい。たった10分なのに、木々の中を抜けていく景色が非日常を演出してくれます。

さすが人気のスポット。この遊歩道では観光の方はもちろん、ウエディング姿の新郎新婦さんの撮影風景も見かけました。

 

芥屋の大門展望台まで登ってみよう

「糸島のトトロの森」へ来たら、入り口付近だけじゃなくぜひ、展望台まで登ってみてください。

この木でできた階段が入り口の目印。上り坂ですが、入口から約180メートル。ゆっくり歩いても5~10分程度で到着します。

各ポイントに標識があるので迷いません!

ただ、舗装されていないの土の道でなので、滑りにくい靴やスニーカーなどで行くことをオススメします。

小さなお子さんは、抱っこされて登っている姿をチラホラお見かけします。

階段を上って、ゴールの小さな展望台。ここからぐるりと玄界灘を見渡せました。

個人的には唐津側がオススメです。

 

くだりは黒磯海岸(西側)へよりみちを

展望台からの帰りはぜひ「黒磯海岸」にも足を運んでみてください。行きの途中で「展望台」と「黒磯海岸」と左右に標識がわかれています。

標識を目印に行きとは反対方向へくだっていくと、西側の「黒磯海岸」に降りることができます。距離にすると看板から約200メートル。こちらもゆっくり歩いても約10分程度で到着します。

 

砂浜でなはなく黒い玄武岩で出来た玉石。右側の三角形の山が、有名な「芥屋の大門」(けやのおおと)。

東西にのびる遊歩道があり夕日が綺麗にみえるスポットでもあります。冬はちょっと海風が冷たいのでお散歩予定の方は防寒をお忘れなく。

「芥屋の大門」は、糸島の北西エリアに位置していて、玄界灘にせり出した日本三大玄武洞の一つ。その中でも最大のものとして有名です。

冬場をのぞいた3月中旬から11月下旬にかけては芥屋漁港から遊覧船(遊覧時間約20分)が運行されていて、船上からその洞窟を楽しむことができます。

 

黒磯海岸(東側)を散歩。登り口側の鳥居が目印

登り口に戻ってきたら、遊歩道になっている黒磯海岸の東側をお散歩。

「芥屋の大門」が祠の「大門神社」の鳥居が目印です。海が神域とされているため、鳥居はこちら側をむいています。

鳥居をぬけた先、まっすぐな水平線も撮影スポット。

 

「芥屋の大門公園」の前のコーヒースタンド

コーヒー片手にお散歩したり展望台からの帰りに一休みしたい方には、芥屋の大門公園前にあるコーヒースタンド「CROWN COFFEE」さんがオススメです。

コーヒーはもちろん、糸島名物「伊都物語」を使用した生クリームシェイクやフルーツジュースなど種類も豊富。自家製カレーパンは注文をうけてから揚げてくれるのであったかくてサクサク。人気の商品の一つです。

 

まとめ

通称「糸島のトトロの森」と呼ばれている「芥屋の大門公園」にある展望台までの遊歩道。往復30分で山も海も両方楽しめ非日常を体験できるスポット。

日が落ちると真っ暗になるので日があるうちに。そしてできれば歩きやすい靴(スニーカーなど)でいくことをオススメします。

INFORMATION

店名:

芥屋の大門公園

住所:

糸島市志摩芥屋

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

WRITTEN BY
オゴー

オゴー

公認ライター

家から砂浜までチャリで3分。車で20分のコンビニより歩いて7分の近くの牡蠣小屋。そんな糸島の端、海のちかくに拠点を移して約1年。デザインの仕事しながら、スキなコト色々と多拠点生活を実験中です。