大正10年頃創業!100年間地元の人に愛され続ける有名食堂
糸島に開業約100年の歴史を誇る定食屋があることをご存知でしょうか?
筑前前原駅から徒歩4分。イリスロード商店街を抜けると正面に見えてくるのが『角屋食堂』さん。
約1世紀、そしてこれからも地元の方々に愛され続ける有名食堂の味をご紹介します!
安心するレトロな雰囲気、懐かしい味、お腹いっぱいのボリューム!定食屋好きの心を刺激する「角屋食堂」
筑前前原駅からイリスロードを抜け202号線の交差点の角に位置するのが『角屋食堂』さん。
名前の通り、角にある食堂だから『角屋食堂』と覚えやすいですね。
お昼の時間帯には多くのお客さんで賑わいます。
奥行きのある店内は、創業大正10年というだけあり、レトロな雰囲気が漂います。
はじめてのお店なのに「おばちゃん久しぶりー。」と言いたくなる、どこか懐かしい雰囲気が心をくすぐりますね。
4人がけテーブルが10席以上、座敷が3席と座席数が多いのも老舗食堂の人気の理由。
漫画や雑誌、新聞が豊富に用意されているので料理が運ばれてくる時間も気長に待てます。
定食屋の漫画ってそそられるものが多く、漫画を読むために通ったりしますよね。
地元の人だけでなく、有名人のサインやテレビでも取り上げられるほどの人気店。
食堂の定番メニューがズラリ!
定食、丼もの、ランチ類、麺類と種類が豊富でどれも美味しそうなメニューばかりです。
周りを見渡すと、オムライス、カツカレー、ポークチョップ定食と自分の好物を注文されている常連さんが多い印象でした。
今回は悩みに悩んだ結果、初来店ということで「角屋定食 1,200円(税込)」と「カツ丼 650円(税込)」を注文しました。
料理が運ばれてくるまでの間、ふと目を箸の方に向けるとそこには、「北本町こども会からの挑戦状!!」の文字が。
興味津々に挑戦状を覗いてみると、脳トレクイズが書かれていました!
待ち時間を退屈させないように作られたおもてなしに心が和らぎますね。
しかし!
子ども達からの挑戦状は思った以上に難しく、ヒントを呼んでも解けず、頭の固さを実感しました。
昔ながらの味は、ボリューム満点!
注文してから10分ほどで運ばれてきました「角屋定食」と「カツ丼」。
まず驚いたのはボリューム!
角屋定食には、なんと13種類おかずが付いています。
・ふわふわふっくらハンバーグ
・衣がサクッとお肉はしっかり目のトンカツ
・肉汁ジューシー唐揚げ
・定番白身フライ
・太めフライドポテト
・ケチャップパスタ
・卵焼き
・トマト&サラダ
・食後のオレンジ
・きゅうりと白菜のお漬物
そして、みんな大好きタコさんウインナー!!!
タコさんウインナーには何十年ぶりに出会ったので、童心に帰ってはしゃいでしまいました。
頭は凝り固まっても心は当時のままでした。(笑)
一品一品どれも美味しくご飯がすすみ、ご飯とおかずのバランスを考えながら食べ進める楽しみがあります。
カツ丼はふわふわ卵にしっかり肉厚ジューシーカツと、甘いだし汁がごはんに染み込んだつゆだく派!
これは文句の付け所がないアットホーム食堂の味!
トンカツのジューシーな脂身もお吸い物とお漬物でさっぱりいただけます。
大正時代の面影
座敷席には写真が飾られており、モノクロ写真と着ている服装から創業当時の角屋食堂と思われます。
看板には「ミルクセーキ」「廻転焼」「キップ」と書かれ、時代を感じられました。
「喫茶・洋食 お2階へどうぞ」の看板が、昔は2階でも営業していた面影が残ります。
食堂好きにはたまらない字体で書かれた献立表。
広い店内には壁掛けメニューは3種類あり、それぞれ字体や雰囲気が違うので探してみると時代の流れを感じられますよ。
飲み物や甘味も充実しており、ランチタイムのピークを過ぎると、食後の喫茶店として利用する地元の方が現れます。
町の憩いの場としても愛される場所です。
地元の人の話によると、夕方に来てビール片手に定食を楽しむのも常連客の楽しみ方の1つだとか。
とっても楽しそうですね!
豊富な席数に豊富なメニュー。
創業100年の歴史を感じられる店内。
角屋定食はタイムスリップしたかのような雰囲気を味わえる、地元の人に愛され続ける食堂でした。
次のご予定に角屋食堂いかがでしょうか。
INFORMATION
店名:
角屋食堂
住所:
福岡県糸島市前原中央3丁目20−1
電話番号:
092-322-2214
営業時間:
10:00~20:00
定休日:
月2回日曜日・不定休
一人当たりの予算:
¥1,000〜¥3,000
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