糸島・二丈にある島の桜と夕日のパワースポット!鎮懐石八幡宮
糸島の隠れたパワースポット「鎮懐石八幡宮(ちんかいせきはちまんぐう)」に行ってきました。
桜の名所でも知られる神社です。また夕焼けでも有名です。
石を祀っており、神社の中には多くの石がありました。
知る人ぞ知る、「鎮懐石八幡宮」の魅力をたっぷりお伝えしていきます。
糸島の桜と夕日のパワースポット!鎮懐石八幡宮
鎮懐石神社の歴史
鎮懐石八幡宮(ちんかいせきはちまんぐう)は、古事記(712年)・日本書紀(720年)・万葉集などに記された鎮懐石をお祀りする神社です。
約1800年前の仲哀天皇9年(西暦200年)、神功皇后(息長足日女命)は応神天皇を懐妊しながらこの地を通って戦地に兵を出された時に、卵型の美しい二個の石を肌身に抱き、出産の延期を祈って御腹と御心を鎮懐(しずめ)られました。
願いは叶って帰国後、宇美の里で応神帝をご安産なされます。
帰路、神功皇后が経尺の璧石を、子負ヶ原の丘上にお手ずから拝納されてより、世の人は鎮懐石と称してその奇魂(くしみたま、霊石)を崇拝するようになりました。
鎮懐石は皇子産石(みこうぶいし)とも呼ばれ、長い歴史の中で子宝・安産の信仰が受け継がれていきます。
そして安産の神社として祀られるようになりました。
神社の様子
神社と桜のベストショットです。
歴史ある神社に桜の古木、そして新しく咲いた桜の花々…。とても趣のある光景でした。
近くではお花見を楽しんでいる方もいらっしゃいました。
神社は高台にあり、階段はとても急です。公式ページには子供たちが、四つん這いで登る光景が写っていました。
実はスロープで登る所も用意されており、私はスロープで登りました。スロープには手すりがついていて、道のりも長くはなかったです。
参拝者に優しい神社でした。
神社は歴史ある趣と、清潔感が漂っていました。
シンプルな作りで、きれいな家にいるような、とても神聖な気持ちになりました。
祀られている石
①万葉集の歌が書かれている石
日本最古の和歌「万葉集」の歌が刻まれた大きな石がありました。
山上憶良の歌が刻まれています。
<現代語訳>
筑前国 怡土郡 深江村 子負原、海に臨む丘の上に二つの石がある。〜中略〜
街道を通る人は馬から降りて両膝をついて拝礼しない人はいない。
②陰陽石
小さいけれども光り輝くような2つの石がありました。
全ての生き物が陰と陽の神秘的な霊力によって生み育てられる生成化育の御恩頼に感謝し崇敬してきたもので、子宝を願い安産を祈願する人々に信仰されているそうです。
③猿田彦大神(導きの神様)
高さ50センチの石の神様で、階段/坂の途中にお祀りしてありました。
④願い石
後にも紹介しますが鎮懐石八幡宮には「神秘の光」と呼ばれる、写真を撮ると虹や光線が写る現象があるそうです。
この写真がまさに光線が写りこんだものだと思います。
立札には次のように書かれていました。
「神殿の天井で御神威を受けながら、嵐や台風などの災害から神殿を鎮め守ってきた石です。
厄や災難を除け、心を鎮め、道が開け、お守りいただけるよう、石にふれて神気・霊気をお受けください。
子授け・安産の子宝を願われる方は、石を撫でてご祈念ください。」
桜と海と夕焼けが眺められる高台
鎮懐石八幡宮は高台にあるので、桜と夕やけと海が同時に見られます。
お昼に取材に行ったので、残念ながら夕日は見られませんでしたが、公式ページでたくさんの夕焼けの写真が見られます。
神秘の光
前述しましたが「鳥居を写真に撮ると、なんと、虹や光線が写る」というのを知り、実際に写真を撮りに行きました。
光線と、何となくぼんやりと虹が写っているのがお分かりでしょうか?
不思議な現象でした。
歴史と自然あふれる鎮懐石八幡宮
糸島に、こんなにも古い歴史ある神社があることに驚きました。
また「桜」「海」「夕焼け」の絶景スポットが一気にそろっているスポットも珍しいのではないでしょうか。
お守りや御朱印もあります。詳しくは公式ページをご覧下さい。
私としては何枚かの写真に「神秘の光」と呼ばれる光線が写っていたことが、1番神秘的でした。
INFORMATION
店名:
鎮懐石八幡宮(ちんかいせきはちまんぐう)
住所:
福岡県糸島市二丈深江 2143-1
電話番号:
092-325-0309
営業時間:
[10〜3月]9:00〜17:00
[4〜9月]9:00〜18:00
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