【糸島・芥屋】5種類の味が楽しめる手羽先唐揚げは絶品!「カフェ ka_noa」
みなさんは、芥屋の大門の近くにある「カフェ ka_noa」というお店を知っていますか?
こちらのお店は2023年5月にオープンし、現在はキッチンカーで手羽先唐揚げを販売しています。
その手羽先唐揚げが、とっても美味しいんです!
さらに、福岡のカフェで働いている娘さんが考案したというスイーツもあり、こちらも最高でした!
今回は、これから古民家を改装して「古民家カフェ」を開く予定もあるという「カフェ ka_noa」さんに訪れてみました。
目次
5種類の味が楽しめる絶品・手羽先唐揚げ! 季節のスイーツや古民家カフェなど、今後も注目したい「カフェ ka_noa(カノア)」
アクセス
「カフェ ka_noa(カノア)」(以下、ka_noa)さんは、糸島の志摩・芥屋にあります。
駐車場は3台分ありますが、通りからお店までの間の道がちょっと狭いため、車の場合は付近の「芥屋の大門」の駐車場などに車を停めて歩くのをオススメします。
芥屋の大門からka_noaさんまでは、徒歩約5分。
こちらの「絶品 手羽先」と書かれた旗を見つけたら、そこから奥へ進んでいきましょう。
旗の場所をわかりやすくするために、周囲の様子もお見せしましょう。
旗に向かい合った状態で右を見ると、少し先に「RISE UP KEYA」というカフェが見えます。白色で横長の建物です。
反対に、旗に向かい合った状態で左を見ると、少し先にトトロの森(芥屋の大門の近くにある森)が見えます。
もしも道に迷ったら、以上の写真と説明を参考にしてみてください。
外観
「絶品 手羽先」の旗からまっすぐ奥へ進んでいくと、このような景色が見えてきます。
さらに近づいてみましょう。
ここが、「カフェ ka_noa」さんの本拠地になります!
お店を運営されているのは、吉田 徹(よしだ とおる)さんと奥さんの美春(みはる)さん。
取材に伺ったとき奥さんは不在で、徹さんが色々とお話ししてくれました。
古民家は改装してカフェにする予定だそうですが、現在はまだ営業されていません。
今のところは、こちらのキッチンカーのみの営業となっています。
それでは、キッチンカーの中を見ていきましょう!
メニュー
キッチンカーの下の方には、メニューが置いてあります。メニューはこのほかにも、いくつか置いてありました。
メイン商品のケヤテバ(手羽先の唐揚げ)は、1パック(3本)500円(税込)。
手羽先の味は、オリジナル・韓国風ピリ辛・ニンニク風味・オールスパイス・カレーの5種類。
オリジナルは、甘辛醤油だれにホワイトペッパーとごまを使った、ka_noaさん特製の手羽先になっています!
吉田さんにオススメの味を聞いたところ、迷わず「オリジナルですね!」と答えてくれました。
パフェやコーヒーフロートもあるようです。暑い日にぴったりのメニューですね♪
上の写真の看板から奥に進むと、「香野阿」と書かれたバス停がありました。
もちろん本物ではありませんが、「陽暮海行」「夢の電鉄バス」なんて、洒落ていますね!
古民家は改装中
こちらの古民家は現在改装中で、今後カフェをここに開く予定なのだそう。
吉田さんは現在、糸島で開催されている古民家セミナーなどに参加して勉強中のようです。
中に足を踏み入れてみると、思ったより広くて驚きました。なんとなく、海の家のような雰囲気がありますね~。
こちらの古民家には2階もあるそうで、見回していると階段を発見。
今はまっすぐな階段ですが、改装して「らせん階段」にしたいそうです。
どんなカフェができるのか、今から待ち遠しいですね!
きっかけ
吉田さんは、もともと大分県日田市の市役所で仕事をしており、いつか福岡(特に博多駅裏)で立ち飲み居酒屋をやりたいと思っていたそうです。
息子さんも娘さんも福岡に住んでおり、「福岡においでよ」と何度も言われていたのだとか。
そんな中、糸島で営業のお仕事をしていた息子さんから「糸島いいよ~」と聞き、試しに行ってみたところ「ここだ」と直感したのだそう。
そこで定年の1年前に早期退職をして、2021年9月に糸島に移住。
学生時代からサーフィンが好きだったという吉田さんにとって、海が近い芥屋は糸島の中でも特に魅力的に映ったことでしょう。
お店の名前である「ka_noa(カノア)」も、2020年の東京オリンピックで銀メダルを取ったサーフィン選手・五十嵐カノアさんから来ているそうです。
「ka_noa」には他にもハワイの言葉で「自由」という意味もあるそう。「ka_noa」。口に出して見ると、とってもいい響きですね!
なぜ手羽先なのか?
「なぜ手羽先なんでしょうか?」と率直な疑問を吉田さんにぶつけてみました。
吉田さんによると、バスケ部だった学生時代の後輩が大分の日田で手羽先のお店を出していたのがきっかけなのだそう。
大分の久大線沿いには、鶏料理のお店が多いそうです。
「糸島には唐揚げ屋さんが多いけど、手羽先唐揚げ専門のお店はなかった。それで手羽先唐揚げを販売することにした」とのことでした。
たしかに手羽先料理のお店は、糸島ではあまり見かけませんね!
調理現場を見学!
吉田さんと色々とお話ししているうちに、ちょうどお昼時になりお腹が空いてきたので、ここで手羽先唐揚げとコーヒーフロート、パフェ(チョコ味)を注文。
今は暑いのでパフェですが、別の季節には新しいスイーツメニューを用意されるそうです。
ka_noaさんのスイーツ系のメニューは、福岡のカフェで働いている娘さんが考案されているとのこと。とっても楽しみですね!
手羽先唐揚げやスイーツを作るキッチンは古民家の中にあります。
今回は特別に、そちらの調理現場を見学させてもらいました♪
こちらが、手羽先唐揚げを揚げている様子。ジュワ~ッという音と匂いだけでもう、お腹が鳴ってきます(笑)。
コーヒーフロートとパフェに使うコーヒーゼリーは、なんと手作り。美味しそうですね!
ドリンクとスイーツを実食!
手羽先唐揚げを揚げている間に、コーヒーフロートとパフェが出来上がりました!
●コーヒーフロート・パフェ(チョコ味) 各400円(税込)
さっそく食べてみましょう。「いただきます!」
手作りのコーヒーゼリーは甘さ控えめで、大人の味でした♪
コーヒーフロートはアイスクリームとコーヒーが混ざって絶妙なハーモニーを生み出しています。甘すぎないのが良かったです◎
底の方にはコーヒーゼリーと、アーモンドが入っていました。
パフェ(チョコ味)には上下2段構成になったアイスクリームとコーヒーゼリー、アーモンド、チョコレート、コーンフレークが入っており、アイスクリームの上にはチョコソースがかかっていました。
アイスクリームとコーヒーゼリーの組み合わせは、暑い日には最高です! アーモンドも良いアクセントになっていました。
ちなみに、コーヒーフロートとパフェのどちらにも使われているミントは、ka_noaさん自家製のミント。
店先にいっぱい植わっていました・・・!
手羽先唐揚げを実食!
コーヒーフロートとパフェを味わっている間に、手羽先唐揚げも出来上がったようです。
「お待たせしました~」と吉田さんが現れた途端、手羽先の良い香りが辺りに漂います!
袋の中には、お手拭きが入っていました。手羽先は手がベタベタしやすいので、お手拭きがあると助かりますね♪
下の写真は、家に帰ってから撮影したものになります。実際にはお皿ではなく袋に入っています。
●手羽先唐揚げ(ケヤテバ) 1パック3本入り 500円(税込)
写真の左側から、オリジナル・ニンニク風味・韓国風ピリ辛・カレー・オールスパイスになります。
これまで3度食べましたが、筆者のお気に入りはニンニク風味。しっかりした味付けがお酒に合いやみつきになります♪
5種類の味を食べ比べたところ、韓国風ピリ辛が1番辛いのかと思いきや、実際には1番辛いのはオリジナルでした。
このオリジナルは、ka_noaさんのオススメとなっています。
韓国風ピリ辛は一瞬辛いですが、あとはほのかな甘みが広がって美味しいです。
カレーもオールスパイスも、刺激的でそれぞれに味わい深いものになっています。
筆者の感覚で5種類の手羽先唐揚げの辛さの順序をつけるなら、辛い順にオリジナル・オールスパイス・カレー・韓国風ピリ辛・ニンニク風味ですね。
地元の人を大事にしたい
キッチンカーの営業時間が金~日曜日の11時~17時である理由を吉田さんに尋ねてみると、「芥屋は漁師の町なので、それに合わせて早く開けて早く閉めることにしている」のだそう。
このことからもわかるように、ka_noaさんは周辺の地元のお客さんを最も大事にしており、地域に密着した商売を行って行きたいと考えています。
そんなka_noaさんのキッチンカーは、本拠地だけでなく付近の「レストランカフェBeaSun」さんの駐車場や、海の家のそばの駐車場などにも出店しているそう。
他にも、糸島市高田にあるベルコ会館のサマーフェスティバルや前原にある丸田池公園で開かれる「糸島うまいもの市」などにも出店されています。
今後の計画
今後は古民家を改装してカフェにする予定ですが、そちらは「首を長くして待っていてください(笑)」とのこと。
吉田さんはインスタグラムのアカウントを3つ持っており、そのうちの1つを使って改装の進捗を発信しているようです。
興味のある方はぜひインスタグラムで「ka_noa478」で検索してみてくださいね!
また、現在キッチンカーで販売中の手羽先唐揚げ「ケヤテバ」については「kitchencar_ka_noa」をご覧ください。
その他、付近の洋風居酒屋に夕方から夜にかけて品出しをする予定もあるようです。
手羽先唐揚げはお酒に合うので、居酒屋でもきっと人気商品になることでしょう!
くじが引けます
ka_noaさんが改装中の古民家の出入り口には、ケシゴムくじがあります。
くじを引き、出た番号の消しゴムがもらえるみたいです。
本当は女性と子ども限定のようですが、今回は特別に筆者も引かせてもらいました!
かわいいフクロウの消しゴムがもらえました♪
おわりに
ここまで「カフェ ka_noa」さんのお店の内外の様子や調理現場、スイーツや手羽先唐揚げの様子をお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか。
ka_noaさんは2023年の5月に営業を開始され、筆者が取材に伺った時点では4ヶ月目でした。
吉田さんご夫婦は古民家の改装も含めて、これからどんどん新しいことに挑戦されることでしょう。
数ヶ月後、数年後にどんな夢を描いてくれるのか、とっても楽しみですね!
皆さんもぜひ、「カフェ ka_noa」さんの手羽先唐揚げやスイーツを食べに行ってみてください!
INFORMATION
店名:
カフェ ka_noa
住所:
福岡県糸島市志摩芥屋478
電話番号:
080-6039-3550
営業時間:
[金〜日] 11:00~17:00
定休日:
月〜木
一人当たりの予算:
〜¥1,000
※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。