偏愛 糸島ラーメン巡りvol.1｜創業1964年。これぞ“元祖”博多ラーメン「元祖ラーメン」

博多ラーメンの原点を辿る！福岡の老舗ラーメン店「元祖ラーメン」

“本物”の博多ラーメンを味わいに「元祖ラーメン」さんへ

今回ご紹介するのは、JR筑肥線・糸島高校前駅より徒歩5分のところにお店を構える「元祖ラーメン」さん。

お店に近づくと、駐車場の奥にある大きな看板が目に飛び込んできます。その看板にある通り、なんと「元祖ラーメン」さんは創業1964年（昭和39年）の老舗ラーメン屋さんなのです。

今の大将は2代目で、先代の大将が筑前前原の駅前で始めた小さなラーメン屋が「元祖ラーメン」さんの発祥だそう。

博多にもある「一九ラーメン」というお店を見たことはありませんか？

実は「元祖ラーメン」さんは、はじめは6畳2間の小さなお店から始まり、親戚によるのれん分けを経て今の“一九ラーメン”のもとになったのだそう。

その本店となるのが、今回訪れる「元祖ラーメン」さんなのです！

いざ、気になる店内へ

営業中と書かれた大きなのぼりにつられて、いざ店内へ。大きい窓からから入る光で店内はとっても明るい雰囲気です。

席はテーブルとカウンター合わせて30席あり、広々とした内装でゆったり過ごすことができます。

「元祖ラーメン」さんは地元の人々に愛され続けているお店で、4世代にわたり常連となっているお客さんもいるんだとか！

メニューを見てみると…。ラーメンの種類がたくさん！

ほかのラーメン屋さんではあまり見られない「わかめラーメン 740円（税込）」や「野菜ラーメン 800円（税込）」など様々な種類のラーメンを楽しめます。

トッピングの種類も豊富で、自分好みのラーメンをカスタムできるのも魅力です！

「元祖ラーメン」さんこだわりのラーメンを実食！

●ラーメン 630円（税込）

まずは、｢元祖ラーメン｣の顔ともいえる、ラーメンをいただきます！

こだわりの中華麺にとんこつの旨味が凝縮されたスープが絡みつき、とろりとしたうまさが口の中に広がります。

そうなんです！｢元祖ラーメン｣さんでは長浜系博多ラーメンの細麺とは違い、昔ながらの中華麺を使っているのです。

もともとの博多ラーメンというのは、｢元祖ラーメン｣さんのような中華麺を使っていたそうです。

そこから港湾勤務の労働者向けに、早く食べれるようにと細固麺を使うようになったのが今の長浜ラーメン系だそう。

しっかりと食べ応えがあり、スープとの絡みつきがよい中華麺。このこだわりの麺こそが店名の由来でもあるのです！！

●ワンタン麺 800円（税込）

お次にいただくのは、さきほどのラーメンにワンタンのトッピングを加えたワンタン麺。

あっつあつのワンタンをレンゲに乗せてスープとともに口に運ぶと…。ガツンッとニンニクのパンチが効いた肉だねがうまいっ！

濃厚な豚骨スープとともに肉汁あふれるワンタンをすすればヤミツキになること間違いありません。

●チャンポン 830円（税込）

最後にいただいたのは、うわさに聞いていたチャンポンです。

まずはスープをひとくち。豚骨ベースに魚貝の風味がふわっと香るコク深い味わい。噂になるのもうなずける納得の味です。

麺はもちもちとした中太麵で、たっぷりのった野菜炒めと相性抜群！

このチャンポンは大将が試行錯誤を重ねてできた一品だそう。一般的なチャンポンは、スープのベースは鶏ガラであり、豚骨ベースのスープでチャンポンの味を出すのに苦労したそうです。

そんなこだわりのチャンポンもぜひご賞味ください！

糸島発祥の博多ラーメンをぜひ

糸島高校駅から徒歩5分とアクセスも良く、駐車場も広いので糸島ドライブのついでに寄ってみるのもいいのではないでしょうか。

糸島発祥のこだわり“元祖”博多ラーメンをぜひ！

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