【糸島・前原】卵・はちみつ・マーガリン不使用！素材を活かした食パン専門店「糸島食ぱんや」

妥協しない素材選びがおいしさの鍵。体も心も嬉しい「糸島食ぱんや」

美容室の面影が残る「糸島食ぱんや」

JR筑肥線・筑前前原駅より徒歩5分の場所にある「糸島食ぱんや」さんは、前原商店街の路地裏に店を構えています。

看板に従い左を見ると、「この先にパン屋があるの？」と思うほどひっそりとした路地が…。

路地を進むとかわいいお店が見えてきました。

「糸島食ぱんや」さんの前身は美容室。当時の外観は残し、内装だけを変更したそうです。紺色のタイルがレトロでいいですね。

美容室時代を象徴するクルクル看板も当時のまま。右上のクルクルが回っていたら営業中のサインです。

卵・はちみつ・マーガリン不使用のこだわり食パン

看板商品である食パンは、すべて同じ生地で作られています。卵・はちみつ・マーガリンは不使用。バターや糸島の天然水など、体にやさしい素材のみを使用した無添加食パンです。

取材日にはプレーン食パン「シカ」「ヤマ」の他に、レーズン食パン、チーズ食パン、あん食パンが並んでいました。

●プレーン食パン/シカ 900円（税込）

お店1番人気のプレーン食パン「シカ」は、水分を多く含んだしっとり生地が特徴。甘みを感じやすいため、子どもにも人気です。

トーストはもちろん、生でそのままやサンドイッチで食べるのもおすすめですよ。

●プレーン食パン/ヤマ 900円（税込）

プレーン食パン「ヤマ」は、空気をたっぷりと含んだふんわり生地が特徴。甘みはひかえめで、年代を問わず楽しめる食パンです。

食事との相性がよく、トーストすればさらにふわふわ食感を味わえます。

お客さんの要望から生まれた丸パン

●丸パン 100円（税込）～

「すぐに食べられるパンを置いてほしい」

お客さんの要望から生まれた丸パンは、食パンと同じ生地で作られています。オープン当初は5種類のみの販売でしたが、要望に応え続けて倍以上に増えました。

手のひらサイズのコロンとした丸パンたち。昔懐かしいあんぱんから、今っぽいクリームチーズ＆あんこまで、心躍るメニューが勢ぞろいしています！

店頭に並んでいない「あんバター」「キャラメル」「ハムチーズ」は、レジで注文後手作りしてくれますよ◎

気になるメニューを食べてみた！

取材後、気になるメニューを試食してみました！

まずは看板メニューのプレーン食パン「シカ」「ヤマ」を食べ比べ。

シカ（写真奥）は、指先からしっとり感が伝わってきます。ちぎればモチ～ッとよく伸びる！たしかに甘みを感じられて、「子どもにも人気」というのも納得でした。

ヤマ（写真手前）は、強く握るとつぶれてしまいそうなくらいふわふわです。口に入れた瞬間、小麦とバターの香りがいっぱいに広がります！

シンプルな味が好きな筆者は「ヤマ」が好みでした。

●丸パン/あんバター 250円（税込）

丸パン1番人気の「あんバター」。甘さひかえめなあんことバターがマッチしておいしい！

「糸島食ぱんや」さんの「あんバター」は、無塩バターを使用しています。クリーミーなやさしい味わいで「食べ応えはあるのに重くない」と、老若男女から人気だそうです。

筆者もぺろりと1個食べられました。

●クリームパン 150円（税込）

遠方からのファンもいるという「クリームパン」。中はポテッとした硬さのあるクリームが詰まっています。昔懐かしい王道のクリームパンという感じです。

食べ応えはあるのに、軽くて何個でも食べたくなるお味でした。

●キーマカレーのカレーパン 200円（税込）

ラストは「キーマカレーのカレーパン」。食べた瞬間、口のなかにスパイシーな香りが…！

辛いものが苦手な人でも食べられる辛さでありながら、辛いもの好きな人でも満足できるピリッと感です。ふんわり生地と、キーマカレーのゴロゴロ食感の違いがクセになります。

個人的丸パン1位は「キーマカレーのカレーパン」に決定！

素材のよさで「糸島らしい」パンを届けたい

体にやさしい素材で、おいしいパンを作る「糸島食ぱんや」さん。最後にお店を営む大久保さんご夫婦に、素材とパンへの思いをうかがいました。

「糸島に移住して素材のよさを実感しました。糸島は魚も野菜も何でもおいしい。なかでも水は本当にすばらしくて、糸島の水を使っているからこそ、うちのパンはおいしいんです。そんな素材のよさを活かす『糸島らしいパン』を届けたいと思っています」

おふたりのお話から、お客さんと糸島を大切にする思いが伝わってきました。

みなさんも「糸島食ぱんや」さんで、体も心も嬉しいパンと出会ってみませんか？

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