【糸島・本】ドライブスルー方式の蔵開き!?糸島の酒蔵「白糸酒造」の蔵開きに行ってきた
糸島の酒蔵といえば白糸酒造。ハネ木しぼりという製法で丁寧に作られるお酒は、たくさんの地元の人や観光客に愛されています。
そんな白糸酒造の蔵開きはドライブスルーなんだそうです。どんな様子か知りたくて、実際に見に行ってみました。
目次
限定販売商品も。蔵開きはドライブスルー!?糸島の酒蔵といえばここ「白糸(しらいと)酒造」
糸島の酒蔵として有名な「白糸酒造」
糸島の酒蔵として有名な「白糸(しらいと)酒造」。蔵開きはなんとドライブスルーのようなものだそうです。面白そうなので行ってきました。
糸島酒造は地元の人たちに親しまれていて、本当によく見かけます。
2024年2月、志摩中央公園にて糸島の美味しいもの大集合「糸島グルメ大感謝祭 2024」に取材に行った際も、白糸酒造は「酒粕詰め放題イベント」を行っていました。
3月に取材に行った「ホテル セブンバイセブン」の鏡割りの樽も白糸酒造。
明太子製造会社のやますえさんの調味液で使用されるお酒も白糸酒造だったりと、地元に根付いた酒蔵です。
そんな糸島酒造さんのドライブスルー蔵開きです。
実際に蔵開きに行ってきました
福岡からは、前原インターを降りて202号線を唐津方面へ、しばらくすると東という交差点が見えてくるので左折して、看板をたどっていくと到着です。あたりは田んぼや畑が多いですが気にせず進んでください。
しばらくすると田んぼの風景に溶け込むように酒蔵の煙突が見えてきます。とても広く、立派な酒蔵です。
白糸酒造は1855年創業。「糸島産の山田錦」の生産地にある酒蔵で、白糸の滝の伏流水で仕込み、古式手法の「ハネ木しぼり」でやさしく搾ったお酒が人気だそうです。
蔵の壁にもハネ木作りの文字が見えます。
蔵の前に大きな駐車場があります。こちらが会場です。
ドライブスルーへ突入
スタッフの誘導に従って前の車についていきます。
ドライブスルーというだけあって、場内はとても広いです。この青テントの中でお酒を購入します。
並んでいる間にバインダーに挟まれた表が配られ、こちらに記入して購入するシステムです。蔵開きのみで販売される限定商品もありました。
今回は蔵開き限定「花にごり」を購入。おみやげに酒粕もいただきました!うれしい!
酒蔵の方のお話によると、ドライブスルーはコロナ禍に苦肉の策で始まったイベントだそうです。
「来年は通常の蔵開きに戻ります!」とのこと。楽しみです。
実際に飲んでみた
よく考えると、ドライブで酒蔵見学に行くことが多いので試飲できないため、ドライブスルーもいいなって思いました。
自宅に到着後、さっそく飲んでみました。
白いお酒によく映える春らしいピンクのラベル。女性が喜びそうなデザインです。
開栓する前に、よく混ぜようと逆さにしたのがいけなかったのか、あるいは冷やさなかったのがいけなかったのか…開けた瞬間吹き出しました!
表面に泡が次々に浮かんでは消えていきます。
呑んだ食感シュワっとしたさわやかさとクリーミーさが合わさって、スッキリなのにやさしい飲み口でした。
でも甘さはなく辛口で不思議な感覚。食事にも合いそうです。
帰りに伊都彩々に立ち寄って、下処理してある春の味覚のタケノコ、ゆでワラビ。ゆでひじきなどを買って、しゃぶしゃぶ風にしてお酒と一緒にいただきました。糸島づくしといいましょうか。糸島のみなさん、ありがとう!
春の味覚は自分で下処理できたらいいのですが、出かけた日は時間もないので…本当に便利でありがたいです。タケノコは自分でゆでるより、プロのほうがえぐみがなくて失敗なしです。
白糸酒造データ
※アクセス
JR筑肥線 筑前前原駅よりバス10分、西九州道(福岡前原道路)前原ICより車で3分 。
※酒蔵見学はなく商品販売のみ
平日AM9:00〜7:00
土日祝日:10:30〜15:00
(土日祝日・冬季夏休業期間は不定休)ご確認の上お出かけください。
※販売
白糸シリーズ(清酒)・あまざけ・梅酒・酒粕・梅の実など
※田中六五は酒蔵での販売はなく、特約店のみ。特約店
INFORMATION
店名:
有限会社 白糸酒造
住所:
福岡県糸島市本1986
電話番号:
092-322-2901
営業時間:
9:00〜17:00
定休日:
不定休
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