【糸島・前原東】ちょっと贅沢したい日におすすめ!手打ち十割蕎麦専門店「月を忘れてゐた」で糸島産野菜の天ぷらと極上の蕎麦を楽しもう

【糸島・前原東】ちょっと贅沢したい日におすすめ!手打ち十割蕎麦専門店「月を忘れてゐた」で糸島産野菜の天ぷらと極上の蕎麦を楽しもう

たまにはちょっと贅沢したい!
自分にご褒美をあげたくなるほど何かを頑張った日や大切なお祝い事のある日は、いつもよりちょっとリッチなランチを楽しんでみてはいかがでしょうか?

この日訪れたのは前原東にある手打ち十割蕎麦専門店「月を忘れてゐた」さん。
高級和食店やおしゃれなカフェのようなシンプルでスタイリッシュな空間で、店主渾身のそばと美味しい天ぷらをいただいてきました。

地元で採れた野菜を目の前で天ぷらに!丁寧に手打ちで切った美味しい蕎麦が食べられる十割蕎麦専門店「月を忘れてゐた」

ここがそば屋なの!?カフェのようなスタイリッシュな白い外観が目印

この日訪れたのは、糸島市前原東にある手打ち十割蕎麦専門店「月を忘れてゐた」さん。お店の場所は糸島農協前バス停留所そばの交差点から少し南に入ったビルの1階にあり、おしゃれなカフェのような白い外観が目印です。

鉄道駅からは少し離れていますが、何度も足繁く通うファンが多いお店として知られており、訪問したこの日は外国人のお客さんも美味しそうに蕎麦をすすっていました。

席の予約はしていなかったので、混み合う時間帯を避けて足を運んだのはランチの提供が終了となる直前の13時半ごろ。平日の遅めの時間ということもあり、先に飲食していた他のお客さんは私と入れ替わるようにお店をあとにしていく頃合いでした。

 

カウンター席のみの小ぢんまりとした空間にはちゃんと理由があった

店主に誘導されるまま腰を掛けたのは、カウンター席のちょうど真ん中。

各席にはあらかじめ箸とメニューが置かれており、店主が着席を確認後におしぼりとお茶が登場しました。

店主が他のお客さんの会計をしている間に、まずはお茶を飲みながら一服。

お店の雰囲気がシンプルで高級感のある佇まいなので、なぜだか湯飲み茶わんまで高級なもののように見えてきます。(笑)

夜の営業は完全予約制となっているのでお客さんとゆったりおしゃべりを楽しみながら作業ができるそうですが、ランチタイムは日によって席がびっしり埋まってしまうことが日常茶飯事。

コの字型に配置されたカウンターは店主が作業する厨房を囲んでおり、ワンオペで調理に携わっているときでもお店全体を見渡すことができるよう席が配置されていることに気が付きました。

蕎麦を茹でる作業時以外はこのカウンター内で調理を完結できるため、店主ひとりでもちゃんとお店を回すことができているようです。

 

目の前で揚げる臨場感がたまらない!地元・糸島でとれた野菜を使用

カウンターの上に置かれているのは、天ぷらとして使用するたくさんの野菜。

野菜はできるだけ糸島産のものを使用し、どうしても調達できない場合は近郊エリアから仕入れを行っているようです。

カウンターの正面には揚げ物用のコンロが配置されているので、ちょうどいい位置で天ぷらを調理する風景を見学することができました。

 

揚げたての天ぷらと手打ち十割蕎麦を堪能できるお得なセット

●天蕎麦セット 2,000円(税込)

今回いただいたのは、手打ち十割蕎麦と海老天、野菜天がセットになった「天蕎麦セット」

丁寧に手打ちした細切りの十割蕎麦は、鹿児島産の蕎麦を使用。

十割蕎麦なのに色が白いのは、黒皮をきれいに除去した丸抜きの蕎麦の実を使っているためです。

つゆにつけて食べるオーソドックスな食べ方でいただくのはもちろん、個人的には、天ぷら用の塩を少しまぶして蕎麦の香りを楽しむ食べ方の方がより一層美味しいそばの魅力を感じられる気がしました。

今回は取材のためすべての天ぷらが盛り合わせになった状態で撮影していますが、実際は揚げたてのものがひとつずつお皿の上に乗せられます。

プリっとした食感を楽しめる海老の天ぷらには、野菜と同様に糸島産のものを使用。

天ぷらにする野菜は仕入れ状況によって異なりますが、この日は甘長唐辛子、紫にんじん、しいたけ、新物そら豆の4種類でした。

蕎麦と天ぷらを食べきったあとは、やはり〆の蕎麦湯をいただきます。

元々の素材が良質なお陰なのか、この蕎麦湯だけでも十分満足できるほど美味しく香り高いということに本当に驚きました。

みなさんもぜひ、〆の蕎麦湯もしっかり堪能してくださいね!

 

いつもより贅沢したい日に!美味しい十割蕎麦と天ぷらを堪能しに行こう

お店によって価格帯がピンキリなものの代表格として挙げられることがある蕎麦。

食材へのこだわりから提供の仕方まで高級店と遜色ないレベルであるにも関わらず、ランチタイムには十分すぎるほどのおもてなしを体感できる同店。

ぜひみなさんも足を運んで、店主のこだわりが詰まった美味しい蕎麦と天ぷらを楽しんでみてください。

INFORMATION

店名:

月を忘れてゐた

住所:

福岡県糸島市前原東1丁目8-17 糸島新聞社ビル 1F

営業時間:

[ランチ]11:30~14:00
※ディナーは予約制

定休日:

不定休

一人当たりの予算:

¥2,000~¥3,000

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

WRITTEN BY
はらぺこえりむし

はらぺこえりむし

旅するカフェ&グルメライター

札幌在住の主婦ライター。 日本全国の美味しいものを求めて旅をしながら記事を書いています。 カフェめぐりが趣味で、全国47都道府県の気になるカフェを訪問し尽くすことが目標! 料理をすること、知らない街を散歩すること、雑貨屋めぐりも好き。 気になるお店を見つけたら、全国どこへでも飛んでいきます!