気分はジブリ映画の主人公!プチ登山や景観も楽しめる「芥屋の大門公園」
糸島半島の突端に位置する「芥屋の大門(けやのおおと)公園」。西九州自動車道「前原I.C」から車で約25分、人気のドライブコース「サンセットロード」も近く、ドライブ中に立ち寄りやすいロケーション。
そんな「芥屋の大門公園」には、糸島の“トトロの森”と呼ばれる人気スポットがあります。
そこで今回は、糸島の“トトロの森”に実際に行ってきたので、詳しくご紹介したいと思います!
まるでジブリ映画の世界のようなインスタ映えスポット「芥屋の大門公園」
芥屋の大門とは
そもそも芥屋の大門って何?と気になった人もいると思うので、芥屋の大門について紹介しておきます。
芥屋の大門は、日本三大玄武洞の1つとして知られる景勝地。マグマが冷え固まった際にできる六角形や八角形の柱のような岩、「玄武岩柱状節理」が発達していることで、全国的にも有名なんです。
洞窟は玄界灘に面しているので、海から見ないと洞窟の中を見ることはできません。3月から11月の期間は、芥屋の大門を間近で見られる遊覧船が運航しています。ダイナミックな自然の造形美が楽しめますよ。
そんな芥屋の大門を含む一帯が公園として整備されたのが、芥屋の大門公園です。展望所へと続く遊歩道は「まるでジブリ映画の舞台のよう」と、SNSで話題になり、いつしか糸島の“トトロの森”と呼ばれるように。今では糸島でも人気のインスタ映えスポットとなっています。
駐車場から遊歩道入り口へ!
駐車場から遊歩道の入り口までは少し離れています。
大祖(たいそ)神社の境内を左手に見ながら道を進むと、正面に鳥居が見えてきます。
鳥居の向こうは海岸になっていて、海に向かって右手には野北方面、左手には芥屋の大門の側面、そして正面には東シナ海の水平線を望みます。
海岸には巨石がゴロゴロと転がっていて、荒々しい雰囲気。糸島で人気の幣の浜(にぎのはま)や二見ヶ浦のような白砂のビーチとは、また違った印象です。
さて、お目当ての展望所への遊歩道は、鳥居のすぐ脇。いよいよ糸島の“トトロの森”に出発です!
まるでジブリ映画の世界のような森を堪能♪
遊歩道入り口にある立て札には「展望所まで180メートル」とあります。
180メートルと聞くとたいしたことなさそうに感じるかもしれませんが、森の中は足場が悪く、勾配もあります。また、雨上がりはぬかるんで滑りやすくなっているので、油断は禁物!パンツスタイルにスニーカーなど、動きやすい服装で臨みましょう。
森の中に入ると、道を包み込むように木が生い茂る、木のトンネルが続きます。そこはまさに“トトロの森”!今にも不思議な生き物が駆け抜けていきそうなワクワク感に、胸が躍ります。
我が子たちも一緒に連れてきたのですが、さすがは子ども。「わぁ~!」と興奮気味にどんどん登っていきます。運動不足の私はついて行くのに必死…。
途中に道の分岐があり、左に行くと黒磯海岸、右に行くと展望所です。まずは展望所へと向かいます。
展望所に到着!
遊歩道を登り始めてから約5分で展望所に到着しました。
高台からの眺めは抜群!
正面を向くと芥屋の大門を上から見下ろすことができます。息切れしながらも登ってきた甲斐がありました!
黒磯海岸へ!
展望所を後にして、そのまま引き返すこともできますが、せっかくなので黒磯海岸方面にも行ってみることに。
こちらも木のトンネルが続きます。所々に映画のワンシーンを思わせるポイントあり!下り坂ですが、先ほどよりもさらに足下が悪いので、捻挫や転倒に要注意です。
また分岐があり、右手の黒磯海岸方面へ進みます。
こちらが黒磯海岸です。その名の通り、黒っぽい岩がゴロゴロと転がっています。芥屋の大門の洞窟内は、やはり海からでないとまったく見えませんね。
黒磯海岸から徒歩で芥屋漁港や遊覧船乗り場にも行けるようです。
先ほどの分岐を駐車場方面に向かうと、すぐに駐車場に到着。駐車場から海岸までこんなに近かったんだと、びっくりするほどすぐ着きました。
まとめ
まるでジブリ映画の世界に入り込んだような体験ができる、芥屋の大門公園。足下に少し注意が必要ですが、展望所まではものの5分もあれば行けるので、観光でも気軽に立ち寄れます。プチ登山気分も味わえますよ♪
また、周辺にはおしゃれな飲食店が多いのも魅力的。ぜひ併せてお楽しみください!
INFORMATION
店名:
芥屋の大門公園
住所:
福岡県糸島市志摩芥屋
※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。