いつでも出来たて!糸島・波多江にある、こだわりいっぱいのお弁当屋さん「一やのチキン南蛮」<特別編>

いつでも出来たて!糸島・波多江にある、こだわりいっぱいのお弁当屋さん「一やのチキン南蛮」<特別編>

糸島・波多江にあるお弁当屋さん「一や(かずや)のチキン南蛮」では、手作りのたれやソースを使ったチキン南蛮、特製のたれに漬け込んだ唐揚げなどを使った美味しいお弁当を販売しています。

メニューはかなり充実していて、「今日は何にしよう」と選ぶ楽しさがあります。

オーダーが入ってから揚げるので、いつでも出来たて!
さらに聞くところによると、最近何か新しい商品を開発されたようです。

今回は、そんな魅力的なお弁当屋さん「一やのチキン南蛮」に行ってきました。

こだわりいっぱい!いつでも出来たてが味わえる美味しいお弁当屋さん「一やのチキン南蛮」

この記事はいつでも出来たて!糸島・波多江にある、こだわりいっぱいのお店「一やのチキン南蛮」<基本編>』の続きになります。

前回の記事では、一やのチキン南蛮さんへのアクセスやお店の様子、メニューをご紹介し、実際にいただいたお弁当の印象などお話ししました。

今回は、新商品「鶏モモ焼きの柚子胡椒添え」を焼いている現場と、その際にお店の方から伺った興味深いお話についてご紹介します!

 

<特別>焼いているところも見せていただきました!

今回は特別に、新商品「鶏モモ焼きの柚子胡椒添え」の鶏肉を焼いているところを見せていただきました!

鶏肉を焼くところは、一やのチキン南蛮さんの店舗から外に出て、少し歩いたところにあります。

看板に「かずやの焼きとり」と手で書いてあるのが、いい味を出していますね~!

中はこんな感じ。

鶏肉を焼いているのが、社長の岡村一伸(おかむら かずのぶ)さん

岡村さんはとても気さくで、心底から楽しくてたまらないような、愉快な笑い方をされる方です。

遠赤外線焼き器で鶏肉をじっくり焼きながら、筆者に色々なことを話してくれました。

ここからは、実際と同じように、だんだんと焼けていく鶏肉を見ながら、岡村さんが話されていたことを書いていきたいと思います。

 

始まりは天神の居酒屋

一やのチキン南蛮さんは、2011年から営業されているとのこと。

その前は、天神で定食居酒屋をされていたそうです。

居酒屋のお店を店長たちに譲ってしまったので、糸島で「一やのチキン南蛮」を開き、居酒屋時代に人気があったチキン南蛮、唐揚げを使ったお弁当などを販売。

なぜお店を開く場所に糸島を選んだのかと言うと、岡村さんは以前、糸島市議会議員をされていたことがあったようで、そういったことを理由に糸島で開業されたそうです。

「やっぱり、糸島にお住まいなのでしょうか?」と尋ねると、笑いながら「実はね、住んでいるのは福岡市なんですよ」と話していました。

 

ウチのメニューにはハズレがない

岡村さんは、「自分で言うのもなんですけどね、ウチのメニューはハズレがないんですよ。どれも美味しい。」と嬉しそうにおっしゃいました。

看板商品のチキン南蛮や唐揚げはもちろんのこと、鶏天・鶏かつ・ウィンナーロール・卵サンドに至るまで、どんなメニューであってもお客さんから「美味しかった」と言われるのだそう。

そう言われると、全品残らず食べてみたくなりますね~♪

もしどのメニューにしようか迷っても、ハズレがないのであれば何を選んでも美味しいので安心です。

 

お得意様は警察署・交番

岡村さんが「実はね、ウチのお得意様は警察署と交番の人なんですよ」と、鶏肉を裏返しながらおっしゃいました。

それも一代限りではなく、異動で新しい人と交替するときに引き継いでくれるとのことで、糸島の警察署・交番ぐるみでひいきにしてもらっているようです。

そうやって脈々と関係が受け継がれていくのは、素晴らしいことだと思います!

 

駐車場について

一やのチキン南蛮さんは、お店が通りに面しているので、駐車場に車を停めるのが少し難しくなっています。

そこで「駐車場は、お店の前だけなんでしょうか?」と尋ねてみました。

すると、「そうですね、お店の前だけです。ただ、近くの歩道も駐車場みたいなもんですからね(笑)。警察の方もよく歩道に停めて買いに来られますよ」とのこと。

お店の近くにある歩道はけっこう広めで、中には車道の一車線より幅が広い部分もあります。

もし駐車場が埋まっていて停められない場合は、一時的にであれば近くの歩道に停めてもよさそうです。

 

配達もされています

Googleマップで一やのチキン南蛮さんを検索してみたところ、配達もされているようでした。

今もされているのかどうか確認してみると、「配達は、コロナで一時期は少なかったですけどね、最近また少しずつ増えてきてますよ」とのこと。

配達地域は糸島と今宿が多いようです。配達するお弁当の部数が多ければ、今宿より先まで行くこともあるのだとか。

いちばん多いのが、剣道や野球などの大会が開催された際のお弁当ということでした。

お弁当は、通常1個530円(税込)のところ、20個以上の注文なら1個500円(税込)に割引されます!

福岡市や糸島市で大会に参加される学校やチームの方はぜひ、一やのチキン南蛮さんの美味しいお弁当を注文してみてくださいね。

さて、鶏モモ肉もそろそろ、いい感じに焼けてきました。

 

新商品開発のきっかけ

鶏モモ肉がこんがりと焼き上がってくると、そのおいしそうな匂いにつられて、目の前で出来上がりつつある新商品「鶏モモ焼きの柚子胡椒添え」への関心が高まってきました。

「こちらの新商品は、いつごろから考案されていたのですか?」と、筆者の質問。

岡村さんは「1ヶ月前くらいですかねー。ウチの料理ってチキン南蛮とか唐揚げとか、揚げ物ばかりじゃないですか。だから、皆さんに毎日食べてもらえるように、揚げ物じゃないメニューを売り出したかったんですよ」

さらに、「鶏モモ肉をこうやって焼くと、油が落ちてあっさりするから、胃がもたれないんですよ」と教えてくれました。

油がしたたる鶏モモ肉を目の前で見ていた筆者は、そのお話に「なるほどな」と簡単に納得できました。

たしかに、あっさりしていたら毎日でも食べられますよね。

岡村さんは「食べていただいたらわかると思いますが、鶏モモ肉を焼いたやつに柚子胡椒をつけると最高に美味いんですよ!」と体を揺らしながら、全身でその美味しさを表現してくれました!

 

完成!そのお味は

「ジュ~ッ」といい音を立てる鶏モモ肉をじっと見ていると、岡村さんが1切れずつ掴んでアルミホイルに乗せていきました。

1度に焼けるのは、3個まで。

こんがり焼けていて美味しそうですね~!

新商品「鶏モモ焼きの柚子胡椒添え」として販売するときは、上の写真の3切れのうち、1切れをパックに入れて出しています。

価格は今だけの限定価格なので、今後変わる可能性があります。お店の壁にあったチラシによると、通常は370円(税込)のようです。

鶏モモ焼きの柚子胡椒添え 290円(税込)※期間限定特別価格

焼いた鶏モモ肉は、本当にあっさりしていて、いくらでも食べられそうでした!

横に添えられた柚子胡椒は、ピリッと来ますがサッパリしていて、鶏肉の旨味がさらに引き立ちます。

今思い出しても、「また食べたい!すぐ食べたい!」ともどかしく感じるほどの美味しさです。

ご飯のおかずにはもちろんのこと、小腹が空いたときのおやつに、1度食されてみてはいかがですか?

 

ぜひどうぞ♪

今回は、お店を始められたきっかけや、メニューや駐車場、お得意様について、そして新商品開発のきっかけを社長の岡村さんにお話しいただきました。

以前に糸島市議会議員をされていたことがあると聞いたときには、びっくりしました!

何より、今も新鮮に記憶に残っているのは、岡村さんの愉快な笑い声と、新商品「鶏モモ焼きの柚子胡椒添え」のやみつきになる美味しさです。

新商品は、今だけ特別価格で販売中とのこと。

ぜひその素晴らしい味を、皆さんご自身でお確かめください♪

INFORMATION

店名:

一やのチキン南蛮

住所:

福岡県糸島市波多江288-2

電話番号:

092-334-3395(焼き鳥専用:080-3953-3395)

営業時間:

11:00〜19:00

定休日:

水・木曜日

一人当たりの予算:

~¥1,000

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

WRITTEN BY
おぬま

おぬま

歌って踊る学生ライター

九州大学文学部の3年生。興味を持ったことは、とことん深めるタイプ。 今ハマっているのは、筋トレと瞑想と踊り。 YouTubeチャンネル「おぬまのダンスパラダイス♬」やブログ「おぬまの糸島探検記」を運営。 日本語検定1級、漢字検定準1級。