【糸島・二丈】標高711.4メートル、険しい山道を乗り越えれば素晴らしい景色が見られる!「二丈岳」

【糸島・二丈】標高711.4メートル、険しい山道を乗り越えれば素晴らしい景色が見られる!「二丈岳」

糸島・二丈にある二丈岳は、加茂ゆらりんこ橋や明神の滝、二丈渓谷遊歩道など様々な自然スポットを持つ山です。

標高は711.4メートルで、糸島北部の可也山などに比べると高め。

道も険しく登頂するのは大変ですが、頑張って山頂まで登れば、素晴らしい景色を目にすることができます。

今回はそんな二丈岳をご紹介します!

険しい山道も何のその、困難を乗り越えた先には素晴らしい景色が待っている…「二丈岳(にじょうだけ)」

アクセス

二丈岳に行くには、主に2つの方法があります。

1つ目は、加茂ゆらりんこ橋まで車で行き、そこから二丈渓谷遊歩道を通っていく方法。こちらの場合、ゆらりんこ橋から二丈岳山頂まで徒歩約2時間半です。

2つ目は、山の途中まで車で行き、「二丈岳真名子駐車場」に車を停めて歩く方法。こちらの場合、歩く時間は1時間ちょっとになりますが、途中の車道がかなり狭いので注意が必要です。

筆者は両方試しましたが、1つ目の方が、二丈渓谷遊歩道を通って明神の滝などの豊かな自然を堪能できるのでオススメです。

 

冒険の始まり

国道202号線を通っていると、二丈福井のあたりに加茂川という川があり、二丈岳方面に行くにはその川を越えたところで左折します。

道を曲がるとすぐに踏切があり、どこか「冒険の始まり」を思わせます。

踏切は大きく開かれ、まるで冒険者の来訪を祝福しているかのよう。

胸を張って、先に進みましょう。

 

加茂ゆらりんこ橋

この章と次の章では、通過点である加茂ゆらりんこ橋と明神の滝について簡単にご紹介します。

これらについては別記事【糸島・二丈】自然がいっぱいの二丈岳、その山中に秘められた「明神の滝」を訪れる旅に詳しく書いているので、ぜひそちらもご覧ください。

まずは、加茂ゆらりんこ橋。

この橋から見える麓の景色は、絶景です。

橋の近くに駐車場があるので、車や自転車で来た場合はこちらに停めて歩くのも良いでしょう。

 

明神の滝

加茂ゆらりんこ橋から「二丈渓谷遊歩道」に入って1時間ほど歩いていくと、明神の滝を見ることができます。

心清められる、とても神秘的な場所です。二丈岳に入ったら、ぜひ行ってみてください!

 

加茂神社

明神の滝を過ぎてしばらく歩いていると、やがて明るい場所に出ます。

そこには加茂(かも)神社という神社があるので、山道をずっと歩いてきた方は、このあたりでひと休みすると良いでしょう。

緑がいっぱいで気持ちが良いですね♪

看板がありました。二丈岳登山口は左にあるようです。

昼下がりに、鳥のさえずりを聞きながら、まっすぐに伸びた道をどこまでも歩いていきます。

なんて牧歌的な風景なんでしょう。

 

弘法大師の巨石の祠

そこからしばらく進むと、「弘法大師の巨石の祠」という場所がありました。

弘法大師とは、平安時代初期の僧・空海のこと。こちらの祠では、その空海を祀ってあるそうです。

 

さらなる高みへ

さて弘法大師の巨石の祠を過ぎると、二丈岳の山頂に通じる道が現れます。

この先、どんな試練が待っているのでしょうか。ともかく進んでみましょう。

いかにも山道、という感じですね。

まるで整列をしているかのように、まっすぐ伸びた木々。ここを通り抜けるときには、筆者も思わず背筋をピンと伸ばしてしまいました(笑)。

このあたりはなぜか、階段がキレイに整備されています。

しかし仮にこの階段がなかったとすると、ここからさらに奥に進もうとする人は稀でしょう。

そう考えると、この階段は道しるべの役割も果たしていると言えそうです。

こちらの木立は、先ほどの「まっすぐ伸びた木立」と似ていますが、足元に苔の生えた岩が転がっているせいか、より神秘的に映ります。

日の光の当たり方も、関係しているのかもしれませんね。

この先は、少し広い場所に出るようです。

「おおー!」

思いっきり走り回れる広場に到着しました。

小学校の遠足などでこの二丈岳に来たら、きっとこの広場で昼食を取ることでしょう。

広場を抜けると、さらに山道を上っていきます。ここから先は「登る」という表現の方が正確かもしれません。

木の根につまずかないように、気をつけながら進んでいきましょう。

 

山頂

最後の急な山道を乗り越えたころ、視界が開けてきました。

そろそろ山頂でしょうか?

「ふうー。」

山頂に辿り着きました!!

二丈岳山頂、711.4メートル。これは筆者が今まで登ってきた糸島の山の中では、高い方に入ります。

「糸島富士」と呼ばれる可也山が365メートルなので、二丈岳はその2倍くらいの高さの山ですね。

山頂からの眺めも、美しいものでした◎

まるで飛行機やヘリコプターに乗って、上空から地上を撮影をしているような気分です。

この素晴らしい景色を見ていると、ここまでの登山の疲れもすっかり吹き飛んでしまいます♪

また登りたいものです。

 

おわりに

ここまで糸島・二丈にある山、二丈岳についてご紹介してきました。

二丈岳は糸島の北部にある可也山などの山に比べると標高も高く、道も険しいため登頂するのは大変ですが、そのぶん登頂して得られるものは大きいと思います。

豊かな自然、素晴らしい景色。

糸島の美しさを堪能するなら、ぜひ二丈岳へどうぞ。

INFORMATION

店名:

二丈岳(にじょうだけ)

住所:

福岡県糸島市二丈深江

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

 

 

WRITTEN BY
おぬま

おぬま

歌って踊る学生ライター

MVP 2023

MVP 2023

あらゆる点から、2023年に最も活躍してくれたライターに贈られる賞です。

九州大学文学部の4年生。興味を持ったことは、とことん深めるタイプ。 今ハマっているのは、筋トレと瞑想と踊り。 YouTubeチャンネル「おぬまのダンスパラダイス♬」やブログ「おぬまの糸島探検記」を運営。 日本語検定1級、漢字検定準1級。