【糸島・志摩】手作り革製品のお店「510 base」で見つける、お気に入りのレザーアイテム
糸島市志摩師吉にあるレザークラフトショップ「510 base」さん。
手作り革製品の販売や、オーダー製作、リペアなど、革のことならなんでも頼れるお店です。
アメリカン雑貨も取り扱っており、レトロな雰囲気を楽しめます。
すべて手縫いの1点ものを販売しているこちらのお店で、自分だけのとっておきのレザーアイテムを手に入れてみませんか?
目次
手縫い、手染めにこだわった1点もののレザーアイテム!
アクセス・外観
志摩師吉にある、レザークラフト雑貨店「510 base (ゴーイチマルベース)」さん。
JR筑前前原駅から車で10分ほどの場所にあります。
県道54号線を芥屋方面へ走り、「大石」の信号を越えると左手に「JA糸島 アグリ」さんが見えてきます。
「JA糸島 アグリ」さんから、道を挟んで右側に下のような老人ホームの看板が見えたら、そこを右折します。
写真右側にあるネイビーのガレージが「510 base」さんのお店です。
駐車場はお店の前に3台分あります。
店名の由来
「510 base」さんの店主、後藤 英樹(ごとう ひでき)さんにお話を伺いました。店名の「510」は、後藤さんの苗字「ごとう」から来ているのだとか。
所ジョージさんのファンである後藤さんは、所さんが経営するお店「世田谷ベース」にインスパイアされて、自身の店名にも「~base」とつけようと決めていたそうです。
お店のロゴには、ネイティブインディアンの精霊「ココペリ」がいました。
ココペリが笛を吹くと、幸せがやって来るのだとか。
お客さんの想像を形にするオーダーメイド
「510 base」さんは、お客さんの要望に応えるオーダーメイドが主力のお店です。
後藤さんは「お客さんの想像を形にして、喜んでもらえたら嬉しい。」と語り、ひとつひとつ手縫いで仕上げています。
「同じものを作り続けるよりも、お客さんのリクエストに応えたい。」「好みに合うように作るのが楽しい。」とのことでした。
自分だけのとっておきの一品を作ってもらえたら、お客さんも大喜びすること間違いなしですね!
こちらで使用している革は、「肌触りがいいもの」にこだわってあります。
実際に「ころころ財布」を触ってみると、驚くほどなめらかでスベスベでした!
こちらで使用されている革は、なんと、後藤さんによる手染めなんです!
どれも手縫いで手染めの1点もの。
1点1点とても丁寧に作られていることが伝わってきます。
革製品の代表格「お財布」・「カードケース」
こちらの商品は、大きさや機能がひとつひとつ違うのが魅力のひとつ。
自分だけのお気に入りを見つけてみてください!
●コンパクトウォレット 8,000円(税込)
●マネークリップ 7,000円(税込)
スタイリッシュなお財布がたくさんあります!
カラーバリエーションも豊富ですね。
●名刺入れ 4,000円(税込)~
●カードケース 3,500円(税込)~
実は名刺入れが欲しかった筆者。
「こういう感じがいいです!」と後藤さんに相談してみると、革の種類や色なども親身になって一緒に考えてくださいました!
完成がとても楽しみです。
イチオシ商品の「たい焼き」キーホルダー
後藤さんのイチオシアイテムは「たい焼き」のキーホルダー。
お店に入ると、パッと目を引くアイテムです。
●たい焼き 2,000円(税込)~
か、かわいすぎる…!
ころんとしたシルエット、何とも言えない表情にも、心惹かれます♡
●イカ 5,000円(税込)
こちらの「イカ」はオーダー限定の商品です。
パッと見て、ん?これは何に使うの?と思った筆者。
サイズがかなり大きいので、まさかキーホルダーとは思いませんでした!
インスタグラムに投稿したところ、「これ、いいね!」「欲しい!」と反響があったようです。
ユニークで独創的なアイディアが面白い、後藤さんのセンスが光る作品ですね。
家族や友達とおそろいにしたい!お手頃価格の商品
500円以下で購入できるお手頃価格の商品もあります。
旅の思い出にいかがですか?
●キーカバー 1個/500円(税込)
おしゃれなロゴがいい味を出しているキーカバー。
いろんな色があるので、家族と色違いで揃えたりするのもおすすめです。
●しおり 1枚/300円(税込)
革のしおりは初めて見ました!珍しいですよね。
よく見ると、ひもを通す穴の部分がお花の形になっています。
細部までこだわりを感じる1品です!
●オリジナルコースター 1枚/500円(税込)
びっくりするくらい細かいお花の形の革が、円を描いているコースター。
まさに職人技です!
こんなにきれいに切り抜いて、並べられるのが凄すぎます。
レトロかわいいアメリカン雑貨
店内を見渡すとアメリカン雑貨も、ちらほら。
独特なデザインや色合いがレトロでかわいいですね。
“ホットウィール”のミニカーがずらり!
ぜひ、じっくり見てみてください。
レザークラフトを始めたきっかけ
もともとバイク好きだった後藤さんは、自分好みのバイク用の財布を求めてオーダーできる店を訪ねたのだそう。
しかし、オーダーのお財布はとても高価だったのだとか。
「自分で作れるんじゃないか?」と考えた後藤さんは、自分で作ることを決意。
必要な道具を揃えて、自分が使いたいものや、知り合いに頼まれたものなどを趣味で作っていたそうです。
奥さんの「売ったらいいんじゃない?」という一言をきっかけに販売を開始することに。
販売を開始した2019年当時、会社員だった後藤さんは糸島・芥屋で土日限定のレザークラフトショップをしていました。
運命を変えた出来事
後藤さんの人生は、2022年10月に転機を迎えました。
会社での会議中に心筋梗塞で倒れ、一時は心肺停止状態に。
2週間意識が戻らず、かなり危険な状態から奇跡的に回復した後藤さん。
意識が戻ったその日は、なんと奥さんの誕生日でした。
この出来事をきっかけに、会社を辞め、本格的にレザークラフトに専念することを決意したのだそうです。
そして2023年3月に、志摩師吉のガレージで現在のお店を始めました。
今後の展望
後藤さんにこれからやってみたいことを尋ねると、「奥さんと一緒にカフェを開きたい」と話していました。
とても仲のいいご夫婦で素敵だなと思いました!今後が楽しみですね。
現在は店舗での営業のほかにも、さまざまなイベントやマルシェに出店されています。
新作の情報やイベント出店情報は「510 base」さんの公式インスタグラムにて発信されているので、チェックしてみてください。
実は、筆者がたまたま遊びに行った「春の芥屋マルシェ」でお会いしたことがきっかけで今回取材させていただきました!
そのマルシェでは、イベント限定のユーズドアイテムなども販売されていました。
筆者は一目ぼれしたボストンバッグを購入♡
●ボストンバッグ /マルシェ限定ユーズドアイテム 500円(税込)
ユーズドコーナーでは、バッグやベルトなどさまざまなおしゃれアイテムが驚きの破格で販売されていました。
こちらのボストンバッグも800円の値札が付いていましたが、「500円でいいよ!」とさらに値引きをしてくださったのです!
こんなに素敵なバッグが500円で手に入るなんて・・・ラッキーでした!
このバッグを持って旅行に行きたいな、なんて妄想を繰り広げています。
おわりに
今回は「510 base」さんをご紹介しました。
いいものを長く使いたい!という方や、自分のこだわりを詰め込んだアイテムが欲しい!という方に特におすすめのお店です。
後藤さんご夫婦は、気さくで話しやすい方々なので「ここはこうして欲しいです。」「こんな色がいいです。」など、気軽に相談してみてください!
訪れるたびに新しい発見と感動が待っているこのお店で、あなたも自分だけのとっておきの一品を手に入れてみませんか?
ぜひ、足を運んでみてください。
INFORMATION
店名:
510 base
住所:
福岡県糸島市志摩師吉7-14
電話番号:
070-9011-5103
営業時間:
13:00~17:00
定休日:
不定休(インスタグラムをご確認ください)
一人当たりの予算:
¥1,000~
※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。