【西区・今津】痛い!気持ちいい!人気バラエティー番組にも出た長すぎる健康遊歩道がある「今津運動公園」

【西区・今津】痛い!気持ちいい!人気バラエティー番組にも出た長すぎる健康遊歩道がある「今津運動公園」

芝の美しい本格的な野球場や球技場に、家族で遊べる芝生広場やアスレチック…。糸島半島東岸の福岡市西区今津にある今津運動公園(いまづうんどうこうえん)は、広大な敷地にスポーツ施設や遊び場が充実しています。

「敷き詰められた石が足の裏のツボを刺激する、1周70メートルの長すぎる健康遊歩道がある」。公園の職員さんからそう聞いて挑戦してみました。九州大の学生さんがスタッフの「今津カフェ」など他の見所も含めて紹介します。

石が足裏を刺激する「健康遊歩道」、クッキーやコーヒーを味わえる「今津カフェ」も。 きれいな芝生が自慢の「今津運動公園(いまづうんどうこうえん)」

駐車場は884台分も

今宿方面から福岡県道54号を北へ向かうと「今津(いまづ)運動公園」が見えてきます。

もう少し進むと駐車場の入り口が左手にあります。

駐車場は分散して第1〜6の6カ所あり、計884台も駐車できるそうです。料金は入庫から30分は無料、1時間100円、1日最大300円。ゆっくりと遊んだりスポーツを楽しんだりできますね。

 

あの大人気謎解き冒険バラエティ番組も取り上げた!足裏を刺激する健康遊歩道」

運動公園の職員で樹木医でもある嶋田さんに、公園のことをいろいろと教えてもらいました。気になったのが「リフレッシュロード」と名付けられた健康遊歩道。

長さが70メートルもあり、とがったものや丸っこいものなど、いろんな石が敷き詰められているそうです。足の裏が痛かったり、気持ちよかったりと、大変だといいます。

 

「テレビ番組でも紹介されたんですよ」。

「うちの息子も毎週見ている日本テレビ系の人気バラエティー番組ですか?」

嶋田さんのその一言に、がぜん興味が出てきました。

 

いよいよスタート

下の写真がスタート地点です。石が敷き詰められていますね。

右手を見ると看板がありました。靴を脱いで挑戦するそうです。

Aエリアは足裏に優しそうですが、Cエリアがちょっと怖いですね。恐る恐る歩き始めます。

Aエリアの大きい玉砂利は普通に気持ちよかったです。橋のようになった所を越えて、いよいよCエリアの「とがった石」に来ました。

「刺激の強い方ですから注意して歩いてください」と注意書きがあります。どう見てもとがっていますね。ゆっくりと足を下ろします。

「痛い!!」

靴下を履いていましたが、体重をかけると耐えられません。左足は石のない部分を歩いて、右足はとがった石に軽く乗せる程度でお茶を濁しました。

しばらく進むと指令が。「あなたの反射区を確かめてください」。ちょっと何を言っているかよく分かりません。

胃、肝臓、右目、左耳…。

足の裏の痛い部分が、体の悪い器官を示している、ということのようですね。

ここに乗って痛かったら、その臓器が悪いということでしょうね。幸い、痛さは感じませんでした。

その後も、指令を受けながら歩きます。

やっとゴールです。すると、こんな指令が。「5分間続けてください」。もう足の裏が持ちません。すみません。退散しました。

 

美しい芝生

職員の嶋田さんによると、運動公園は美しい芝生が自慢だそうです。野球場と、主にサッカーに使われる球技場(芝生)Bは、ティフトンという競技用の柔らかい芝を植えています。

週3回は芝刈り機で刈り、長さを15ミリ以下にそろえるとのこと。芝が乾くと水をやります。

 

野球場。本格的ですね。緑が鮮やかです。

こちらは球技場(芝生)B。子どもたちがサッカーの練習をしていました。野球場や球技場、テニスコート、体育館の利用は有料です。

家族連れなどが遊べる芝生広場は、1,8000平方メートルもあるそうです。下の写真をご覧ください。広大ですね。

こちらはコウライという品種の芝で、ティフトンよりも硬くてふかふかしているとのこと。長さ25ミリほどに刈りそろえています。子どもが走り回って転んでもけがをしないように長めにしているそうです。

 

小さくてよく見えませんが、奥の方では家族連れが野球をしていました。

周辺にはいろいろな施設もあります。これはアスレチック広場。

ちびっこ広場には遊具が。

私が訪ねた7月末ごろにはヒマワリが咲いていました。

遊び場は無料です。季候のよい春や秋に来て、思いっきり遊びたいものですね。

 

九大生がスタッフの「今津カフェ」

公園の管理事務所や体育館がある建物の中には「今津カフェ」というコーナーがありました。

コーヒーや飲み物、アイスなどを売っています。2021年にオープンしたそうです。

カフェのスタッフは九州大学の学生さんがアルバイトで担当しています。この日は大学院修士1年のヤスオさんが当番でした。

ヤスオさんが手に持っているのは、障害のある人が福祉施設でつくったお菓子です。下はラスク。

スノーボール。

クッキー。

今津カフェは地元の今津校区と北崎校区の自治協議会、九州大学、運動公園が協力して出しています。今津と北崎の歴史や文化、自然の情報をパネルなどで発信する場でもあります。

 

土曜、日曜と祝日の正午から午後5時に開催しています。この日はありませんでしたが、季節の地元の野菜や果物も販売するそうです。冬にはイチゴやミカン、大根、白菜。初夏にはジャガイモやタマネギ。8~9月にはブドウが並び、買い物客でにぎわうとのこと。

 

充実したスポーツ施設に、広大でバラエティー豊かな遊び場、地元と連携したカフェ…。今津運動公園にはいろんな側面があり、それぞれが魅力的でした。一度、訪れてみませんか?

INFORMATION

店名:

今津(いまづ)運動公園

住所:

福岡市西区今津津本2201

電話番号:

092-807-6625

定休日:

年末年始(12月29日〜1月3日)

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

 

 

WRITTEN BY
のんちゃん

のんちゃん

現役ライター

ライター歴27年の50代男性。フルマラソン出場16回(うち福岡マラソン5回)。ソフトボールも趣味で、おじさんチームの監督をしている。糸島の野菜や魚介類の直売所や、海鮮丼などが食べられる飲食店が大好き。糸島半島の古墳や遺跡、神社にも興味がある。