移住する前に知っておきたい、糸島市の移住支援

移住する前に知っておきたい、糸島市の移住支援

「豊かな自然に囲まれて生活がしたい」
「海の見える家に住みたい」
「働き方や暮らしを変えたい」
「畑を始めたい」

などなど、こんなこと一度は考えたことありませんか?

今、在宅勤務での働く環境の変化や、ライフステージの変化のタイミングで「地方移住」を検討する人が増えてきています!

福岡県は2020年の移住希望先人気ランキングで4位を獲得。

糸島市は「輝く小さな街」2021年ランキングで、世界3位に選ばれ移住先に人気のエリアです。

今回の記事では糸島へ移住した場合に受けることができる支援について、まとめました。

地方への移住はわからないことばかり。

活用できる支援は是非活用してみてください。

福岡県糸島市の移住支援についてまとめました!

 

移住支援金情報

三大都市圏から福岡県へ移住すると、100万円支援される「福岡県移住支援事業制度」で注目を集めている福岡県。

ただ、この支援金の対象地域に糸島市は含まれておりません。

でも、まだ諦めないでください!

糸島市にはたくさんの支援制度が設けられています。

その中でも今回は移住する際に課題となる、仕事、住まい、子育ての支援制度をピックアップしました。

ぜひ参考にしてみてください。

 

■仕事選び

移住する際に心配になるのが仕事選び。

『きっとみつかる「糸島しごとさがし」』Webサイトは、糸島市の企業と仕事を探している人とのマッチングをサポートする糸島市公式の就職支援サイトです。

「求人情報」、「企業情報」、「就職支援のイベント」などの仕事探しに役立つ情報が掲載されています。

 

◆移住先で新規事業を始めたい方は

「新規企業社応援事業補助金」

店舗や事務所のリフォーム費用のうち、最大30万円が補助されます。

糸島市商工会

連絡先:092-322-3535

 

◆移住先で農業を始めてみたい方は

「農業研修生を受け入れるまちづくり事業」

農業に関心を持つ若者が、市内の受入農家での農業研修を実施して、未来のファーマーを育成します。

農業振興課

連絡先:092-332-2087

 

◆農業を始めた方は

「糸島市担い手農家支援事業」

新規就農し5年以内の方を対象とし、農地の賃借料、農業用機械の賃借料、人材雇用に係る人件費等を上限10万円補助されます。

農業振興課
連絡先:092-332-2087

 

◆農業で開業したい方は

「糸島市担い手農家支援事業」

農業機械や施設の購入、または改修に係る費用の2分の1以内 上限50万円が補助されます。

農業振興課
連絡先:092-332-2087

 

■住まい選び

2021年の糸島市における土地の坪単価は11.4万円/坪 (3.4万円/㎡)。

土地の坪単価平均は東京の30分の1と、移住先でマイホームを建てるのも選択肢の1つになりますね。

 

「空き家バンク制度」

糸島市内に眠る空き家情報を公開し、定住や利用を希望する人に情報を提供するサイトです。

地方にはまだまだ有効利用できる家が点在しています。

気になる物件が見つからない場合は、地元の人に直接聞いてみたり自分の足で稼いでみると運命の出会いがあるかもしれませんね。

 

「糸島市マイホーム取得奨励金」

平成30年1月2日から平成31年3月31日までに、糸島市で住宅を新築または売買で取得した人に、「マイホーム取得奨励金」を交付する制度です。

この制度は、最大2年間、建物の固定資産税相当額を「奨励金」として糸島市商工会の商品券で交付されます。

 

■子育て支援制度

出産したら「出産一時金」

出産したときは、出産育児一時金が支給されます。

「産科医療補償制度」加入の医療機関での分娩:420,000円

上記以外の場合:404,000円

 

「こども医療費拡充」

これまで小学6年生までだった通院にかかる子ども医療費の助成対象を、令和元年10月1日から中学3年生までに拡大されました。

3歳以上の子どもを対象に所得制限がありましたが、これも廃止。

今回の改正によって、通院・入院が所得にかかわらず15歳(中学3年生)までが助成の対象となりました。

糸島市が子育て世代を応援していることが感じられますね。

 

「児童手当」

家庭等における生活の安定に寄与するとともに、次代の社会を担う児童の健やかな成長に資することを目的に、児童を養育する人に手当を支給する制度です。

3歳未満:15,000円

3歳以上小学校修了前(第1子・第2子):10,000円

3歳以上小学校修了前(第3子以降):15,000円

中学生:10,000円

*備考 所得制限あり。限度額以上の場合は、特例給付として児童1人あたり、一律5,000円/月。

 

「子育て支援センター」

糸島市子育て支援センターでは、3地区に子育て支援拠点を配置し、子育て支援事業を全市的に展開しています。

はじめての土地で子育てを経験するパパママには心強い施設になりますね。

子育ての悩み相談や保護者同士の情報交換の場所として、地元の人に愛される施設です。

 

「保育所空き状況」

令和3年度における保育所等の空き状況を掲載しています。

入所申込みの際の参考としてご利用ください。

 

「3~5歳の子どもの保育料や幼稚園利用料が無料に」

令和元年10月から、幼稚園や保育所、認定こども園などを利用する3~5歳の子どもの利用料が無償化されました。また、住民税非課税世帯を対象に、0~2歳の子どもも対象となります。

 

九大生による学習応援「九大寺子屋」

九州大学の学生が市内小学校に出向き、自らの研究内容を分かりやすく児童に教え、交流する取り組みを行っています。

大学生という近い世代との交流により、児童の学習意欲が刺激されます。

ブランド・学研都市推進課 定住・学研都市係

092-332-2079

 

「伊都塾」

糸島市の中学生が九州大学に訪問し、九大生から授業のことや大学生活の話を聞き交流する取り組みを行っています。

九州大学見学ツアー、質問教室、学生の専門を活かした講座を開催しています。

学校教育係

電話番号:092-332-2097

 

まとめ

今回は、福岡県糸島市に移住した場合に受けられる支援制度ついてご紹介しました。

仕事、住まい、子育ての支援制度をうまく活用すれば、糸島生活も豊かに過ごせますね。

糸島市には移住を考えている人向けの特設サイトがあり、1カ月の消費支出が見られる「生活シミュレーション」や、移住のきっかけや経緯、糸島での生活環境などについて「移住者インタビュー」等、より具体的に移住を考える参考になる情報がたくさん載っています。

こちらの移住情報サイトも参考にしてみてください。

 

WRITTEN BY
イイダマン

イイダマン

編集長

会社員としてフルリモートで働きながら、多拠点生活で様々な活動に携わる。趣味はサーフィン、サウナ、旅行。ホームサウナはピース湯。産湯はONE SAUNA。怪我や病気はサウナに入れば治ると信じているお調子者タイプ。