糸島・加布里にある「加布里(かふり)天満宮」。
糸島中心部から二丈や唐津に行くときに近くを通るので、いつも「どんな神社なんだろう」と気になっていました。
今回思いきって行ってみたところ、そこには驚くべきことがたくさんありました!
6匹もいる狛犬、遊べる広場、相撲を取る場所、そして思いがけず山中に入ることに…。
盛りだくさんの加布里天満宮、その様子をお伝えしていきますので、ぜひ最後までお楽しみください。
目次
6匹もの狛犬、遊べる広場、相撲を取る場所、そして山中へ…盛りだくさんの「加布里(かふり)天満宮」
アクセス
加布里(かふり)天満宮は、JR筑肥線の加布里駅から徒歩約20分。
こちらは、国道202号線の「加布里神社前」の信号から南に入ったときに見える景色です。
神社は、さらに奥に行ったところにあります。
神社入り口の右側に…
神社入り口に立って右側を見ると、何かがありそうな様子。
とりあえず奥まで行ってみましょう!
加布里天満宮入り口の右奥には、このような広場がありました。
緑がいっぱいで心地良いですね! ちょっと隠れ家的な雰囲気もあります。
2種類の狛犬が同居
先ほどの広場から引き返し、正面の鳥居をくぐっていきます。
狛犬を見てみると、江戸時代中期以前に作られた「肥前狛犬」でした。故意か偶然かわかりませんが、左側の肥前狛犬は顔がありません。
「加布里天満宮の狛犬は肥前狛犬かー」と思って石段を上ると、なんと唐獅子型狛犬もいました!
加布里天満宮は2種類の狛犬が同居する、珍しい神社のようです。
手水・本殿・相撲場所?
狛犬の横を通り過ぎたら、手水で手を洗いましょう。
右側にある蛇口をひねって、その水で洗う形になります。
手水で手を洗いながら左を見ると、本殿が見えました。ここにも、1対の狛犬がいます。こちらは唐獅子型狛犬ですね。
さらに、手を洗った後で後ろを振り向くと、このような建物があります。
相撲を取る場所でしょうか…?
恵比須社・天降天神
本殿の右側に行くと、恵比須社があります。恵比寿様は商売繁盛・開運の神様ですね。
さらに奥に行くと、「天降(あまふり)天神」が。「天降」は「あもる」とも読むようです。
遊具やバスケットゴールもあります
加布里天満宮には、遊具やバスケットゴールもあります。
滑り台やジャングルジムなどの遊具があるのは、神社正面入り口から本殿に向かう途中の道を右に行ったところ。
バスケットゴールは、遊具のある場所からさらに奥に行ったところにあります。
けっこう広いスペースがありますね~。
バスケットゴールのそばには、山笠の格納庫もあります。
鹿取稲荷大明神・金毘羅宮
実は加布里天満宮の中には、恵比須社や天降天神の他にも神社があります。
まずはこちらが、鹿取稲荷大明神。稲荷大明神は、稲を象徴する穀霊神、農耕神なのだそう。
続いてこちらが、金毘羅宮。航海の安全や豊漁祈願などにご利益があるそうです。
金毘羅宮のそばに、階段がありました。いったいどこに続いているのでしょうか?
とりあえず行ってみましょう!
思いがけず山中に入る
階段を上り、さらに奥に進んでいくと、草が深くなってきました。
道が左右に分かれています。左に行ってみましょう。
さらに進むと、完全に山道になってしまいました。
山に入ると思っておらず半袖半ズボンだった筆者は、蚊に刺されまくりました。
それに加えて、ところどころ大きな蜘蛛の巣が張っているので、気をつけないと口に入ります…。
それにしても、山中は空気が澄んでいて気持ちが良いですね~。
ある程度進むと、加布里湾や街並みを見下ろせるスポットがあります。
…家がめちゃくちゃ多いですね!(笑)
その他のスポット
加布里天満宮には、このような石碑もありました。
色々と書いてありますが、内容を理解するのは困難でした。ぜひ皆さんの目で実際に確かめてみてください!
空に向かって真っすぐ伸びるご神木も、印象的でした。背景の青空と雲がよく合います。
おわりに
ここまで加布里天満宮の様子をお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか。
加布里天満宮には肥前狛犬と唐獅子型狛犬の2種類の狛犬がいたので、とても驚きました。
肥前狛犬が1対、唐獅子型狛犬が2対いたので、合計3対、6匹もの狛犬が神社の中にいることになります。
どういう経緯でそんなに多くの狛犬が置かれることになったのか、その歴史を紐解いてみるのも面白そうですね!
加布里天満宮は、遊具やバスケットゴールなど遊べる場所がたくさんあったり、緑の多い隠れ家的な広場があったり、山に登れたりと盛りだくさんの神社でした。
ぜひ1度、訪れてみてください◎
INFORMATION
店名:
加布里(かふり)天満宮
住所:
福岡県糸島市加布里545
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