糸島・二丈のパワースポット!海上に浮かぶ箱島神社
糸島の大きな道路である国道202号線沿いに、海上に浮かぶ神社が見えるのをご存じでしょうか?
小さな島の頂上にある「箱島神社」には、3人の神様が祀られています。
近年では「恋愛成就」のパワースポットとして、人気が急上昇中です。
そんな箱島神社に取材に行って参りました。
糸島・二丈のパワースポット!海上に浮かぶ箱島(はこしま)神社
箱島神社に祀られている神様
・塞坐三柱大神(さやりますみはしらのおおかみ)
村境や交差点で禍事の侵入を防ぐ地域の守護神。
・西宮大明神(にしのみやだいみょうじん):
恵比須様として知られる商売繁盛の神様。
・愛染明王(あいぜんみょうおう):
愛の神様。近世では、恋愛を助け、遊女を守る神としても信仰されたそう。
「この愛染明王を信仰すると美貌になる」と信じられていたそうです。近年の「恋愛成就」の神社としての人気は、この神様からきているものです。
また、箱島神社は耳の神様としても信仰され、奉納されている火吹き竹で耳を吹けば耳の病が治癒すると言い伝えられています。
(火吹き竹とは、火を起こす時に空気を吹き込む竹筒。昔は台所のかまどや風呂を焚く時に使用した生活必需品です。)
箱島神社に行くには?
私は車で行ったので、駐車場は、近くのコインパーキングを利用しました。1時間2,000円です。
そして国道202号線沿いを歩いていくと、小さな「箱島」と書かれた看板が目に入ります。
看板の下には、写真のような下り坂があります。これを下っていくと、海岸線に出ます。
その海岸線上に小さな島があり、箱島神社の「第1」の鳥居が見えました。
箱島神社には合計3つの鳥居があり、第3の鳥居の先に祠があります。
以前は海岸線に橋がかかっていました。今はきれいな砂地が広がっています。
祠までの道
第1の鳥居の横には看板があり、祀られている神々の解説がそれぞれ書いてありました。
祠までの道のりは、写真のように急な階段が続いています。降りるときも、足が滑りそうになりました。
スニーカーなど、歩きやすい靴を履くことをお勧めします。
階段の長さは、意外と短かかったです(2階に上るぐらいです)。
祠の様子
階段を登りきると、第2、第3の鳥居と、その奥に小さな祠がありました。
祠にある数々のお酒や、ほこりひとつないほどきれいに整えられた様子から、地元の方々や観光客がよく訪問しているのが分かりました。
ここで一般的な神社参拝の仕方を書きますので、ご参考になれば幸いです。
①入口の鳥居をくぐる前に会釈をし、気持ちを引き締めてから境内に入ります。
②手水舎の水で心身を清めます。
箱島神社にはありませんでした。
③参道を通ってご神前へ進みます。
第3の鳥居、第2の鳥居をくぐった後が参道です。
④賽銭箱の前に立ったら会釈をし、神さまに捧げる真心のしるしとして、賽銭箱にお賽銭を入れます。
⑤二拝二拍手一拝の作法で拝礼し、会釈をしてから退きます。
御神体は小さな鏡で、古いものであることが分かり、歴史の重みを感じました。
御神体の向かって左横にあるのが、耳の治療のための火吹き竹です。
私は、火吹きだけが御神体の奥にあるので、ちょっと手が出しにくいな…と思いました。
まさに絶景!
箱島神社からの景色は、まさに絶景!
エメラルドブルーの澄み切った糸島の海が、パノラマで一望できました。
江戸時代には竜宮城と称えられたほどです。
恋愛成就のパワースポット
糸島の箱島神社についてお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか?
最近では「恋愛成就」のパワースポットとして、人気が急上昇中の神社です。
片思いの方、もっと仲良しになりたいカップルさん、1度訪れてみてはいかがでしょうか?もちろんご夫婦での参拝にも良いと思います。
国道202号線沿いに見えるので、場所も分かりやすかったです。
また御朱印は、同じく糸島の「鎮懐石八幡宮」にて販売していました。
この記事を機に、ぜひ海上に浮かぶ珍しい箱島神社を訪れてみて下さいね!
そして昔、竜宮城と呼ばれた糸島の絶景を見て、素敵なひとときを過ごしてみてください!
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