【糸島・有田】青色の扉の先に広がる、スキがぎゅっと詰まった素敵な空間「Zakka so-la」

【糸島・有田】青色の扉の先に広がる、スキがぎゅっと詰まった素敵な空間「Zakka so-la」

国道202号線から1本裏道に入った静かな住宅街に、「Zakka so-la」さんはあります。

真っ白な壁に、青色の扉。
その先に広がる世界は、店主の中原さんの「好き」がぎゅっと詰まったとても素敵な空間でした。

食器やキッチン用品からインテリア、文房具、洋服まで、こだわりの生活雑貨を取り扱っているこのお店。
この記事では、そんな糸島市有田にある雑貨屋「Zakka so-la」さんのご紹介をします。

“買ってくれたモノをたくさん使ってほしい”使い方の多様さを教えてくれる雑貨屋「Zakka so-la(ザッカ ソラ)」

アクセス

Zakka so-la(ザッカ ソラ)」さんは、JR筑肥線の糸島高校前駅(南口)または筑前前原駅(南口)から徒歩25分ほどの場所にあります。

筑前前原駅からは、平日はオンデマンドバス「チョイソコよかまち未来号」(会員登録・事前予約制)に乗車すれば、有田中央駅で下車し徒歩2分ほどで着きます。

真っ白な壁に深い青色の扉が目印の建物です。

車の場合は、国道202号線から有田動物病院の手前で斜め左へ曲がります。お店の少し手前の別れ道を、直進せずに斜め左方向に進むと、右手に8台停められる駐車場もあります。

 

小さいときから心に秘めていた「雑貨屋さんになりたい」という想い

店主の中原綾子(なかはら あやこ)さんに、お店を始めたきっかけについてお話をうかがいました。

中原さんは、幼稚園でのお財布やお金を手作りして「お買い物ごっこ」をしたことがとても楽しかったことや、ご出身の五島列島に当時できた雑貨屋さんが好きだったことなどから、物心ついた頃には「将来雑貨屋さんになりたい」と考えていたそうです。

しかし短大ご卒業後、すぐにお店を開くことはせず、いくつかの会社や雑貨屋さんで経験を積むなどした後、2017年5月にここ糸島の地でご主人とともにご自身のお店をオープンしました。

お店の名前は、中原さんが青色が好きということで「青い空」をイメージしたことと、老若男女問わず覚えてもらえるよう、できるだけ簡単な呼び名が良いと考え、「ソラ」と名付けたそうです。

「明日ソラに行こう!」、「今日ソラに行ってきたよ」と誰もが親しみやすく呼んでもらえるように、という思いも込められているとのこと。特にご近所の人にとっては気軽に行けるような、そんな生活に溶け込んだ存在でもあるのかなと思いました。

 

コンパクトな空間に広がるワクワクする商品たち

お店は手前の三角形のスペースと奥の小上がりのスペースに分かれています。

手前には主に食器やキッチン用品、文房具など、奥のスペースは洋服やカバン、帽子などのファブリック系の商品が並べられています。

木目調の床と棚が、まるでリビングにいるかのように心地よい空間を作り出しています。かわいらしい商品に囲まれ「ここに住みたい!」と感じます。

カラフルで温かみのある商品が多い店内。商品のセレクトは、中原さん夫妻の“好きなもの”。ご夫婦で相談し、東京や大阪のものづくりのメーカーさんから仕入れています。

店内の商品は「使ってワクワクするもの」という視点で、かわいい、かっこいい、ポップ、レトロ、といったテイストを問わない品揃えですが、「機能性」も重視しているとのこと。

お客さんに、お店の空間や商品に癒されてもらいたいということに加え「買ってくれたものをたくさん使ってほしい」という思いを持っている中原さん。「これは本来こういう使い方をするんですけど、こうも使えるんですよ」ということを伝えたいのだとか。

商品の傍らには、中原さんの手書きによる使い方のアドバイスのポップが。使い道はひとつじゃないんだと思うと、手に取ったモノを使うときのワクワクが何倍にも膨らみます。

      

また、レジでお会計をするときにも「これは、実はこんな使い方もあるんですよ」と、楽しそうに語ってくださる中原さん。この日はかやふきんの構造と使い方を丁寧に教えてくださいました。

「かわいい」だけじゃない、生活に役立つ優れもの。そんなモノが「Zakka so-la」さんにはたくさん詰まっています。

また、ウキウキと語る中原さんの姿に、1つひとつの雑貨品に対する大きな愛を感じました。

 

雑貨が好きな人もそうでない人も、お気に入りを見つけてほしい

見ているだけでもワクワクするものが並んでいて、雑貨好きの筆者としては全部持ち帰りたいほどですが、雑貨が好きな人だけでなく、興味がない人にも何か1つでもお気に入りなものを見つけてほしいと語る中原さん。

見てもらうだけでもいいし、たった1つの何かでもいいので「こんなものありますよ」とオススメしたいそうです。

また、ある日には「雑貨とか興味なかったのだけど、ソラさんに来るようになって生活が変わりました」と言ってくださったお客さんがいて、とても嬉しかったとのこと。

ここで初めて花瓶を購入されてから、お花を飾るようになって「生活が変わった」のだそうです。

たった1つのモノが空間に加わることで、日々が少し変わって毎日が楽しくなる。

そんな生活を豊かにする力が雑貨にはあると感じました。

 

 

使い方は1つじゃない!色んな使い方をしてZakka so-laさんの商品を楽しもう!

中原さんは、お客さんが「かわいい」と思って商品を手に取ってもらうだけでなく、「毎日使いたい」と思ってもらえることがとても嬉しいとのこと。

筆者も先日、「Zakka so-la」さんでお茶碗を購入したのですが、お気に入りなのでお米を食べる以外にも、ナッツやお菓子を入れたり、素麺の器にしたりと色んな使い方を楽しんでいます。

ここに来れば、自分の中にあったモノに対する固定概念が崩れ、モノの使い方の幅が広がり、毎日の生活をもっと楽しめるようになるかも。

みなさんも、毎日使いたくなるお気に入りの雑貨を見つけに「Zakka so-la」さんに足を運んでみませんか?

公式インスタグラムでも商品の入荷情報などをチェックすることができるので、ぜひ覗いてみてください!

INFORMATION

店名:

Zakka so-la(ザッカ ソラ)

住所:

福岡県糸島市有田中央2-15-48

電話番号:

092-332-9831

営業時間:

10:00~18:00

定休日:

火曜日

一人当たりの予算:

¥500〜

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

WRITTEN BY
もっちー

もっちー

公認ライター

2024年春に千葉から移住してきた、柴犬大好きのんびりアウトドア系女子。海外を飛び回る生活から一転、糸島に腰を据え憧れだった農ある暮らしを実践中。庭付きの平屋でニワトリとヤギを飼うのが夢。 糸島の自然、食と農の多様さに惹かれた一人として、その魅力を自分ならではの視点でお伝えしていけたらなと思います!