気づきとワクワクの連続!糸島・志摩桜井で見つけた古民家×文化交流の空間「三米文化商店」

気づきとワクワクの連続!糸島・志摩桜井で見つけた古民家×文化交流の空間「三米文化商店」

台湾から糸島へ移住したオーナーが営む「三米(みつこめ)文化商店」さん。

展示やアジア文化商品の販売をしているこちらのお店は、
商品販売だけでなく、商品ができる裏側のストーリーを紹介し、文化を知ってもらうことを目標とした、
文化交流・気づきの場。

今回は、そんな「三米文化商店」さんをたくさんの魅力とともにご紹介します。

学びとワクワク!志摩桜井で見つけた古民家×異文化交流の空間「三米文化商店」で新たな発見とこだわりの商品を

アクセス

福岡市から車で40~50分。最寄りのバス停「谷」からは徒歩2分!

「手作り工房 爽風(そうふう)」さんのすぐ近くにあるのが「三米(みつこめ)文化商店」さんです。

 

外観

「三米文化商店」さんの駐車場は、車2台分!

駐車場を抜けると、あたたかい照明で照らされた空間が広がります。

ここだけでどこか「三米文化商店」さんの世界観に入り込んだような、そんな気がします。

そんな雰囲気を感じながら、まずは階段の奥にある入口から1階の展示を見に行きましょう!

 

作品展示の世界観に没入

入ってすぐに、お店の方とごあいさつ。

そのあと目に入るのは…

とてもかわいいポストカードと、いたるところに展示された動物の作品です!

どちらも台湾の作家さんの作品とのこと。

私がお伺いした時は、台湾の作家である、蔡佾儒(ツァィイージュ)」さんの陶作展が開催中!

猫やフクロウ、犬、リスの置物が1階と2階のいたるところに展示されています。

展示の仕方も遊び心があって、実際にそれぞれの動物がいそうな場所に置物が!

展示の工夫のおかげでしょうか。それぞれの作品がいきいきとして、ワクワクしながら作品を探し、眺め、愛でることができました。

猫は座布団の上に置かれていたり、フクロウは、窓際や高い位置に置かれていたり…。

「あ!ここにも!」と、どこに作品が置かれているのか、見つけ出すのも楽しいものです。

作品展示を見ることがほとんどない私でも、お店の方から展示作品やその背景についてご紹介していただけたので、楽しんで作品の世界観に浸ることができました。

 

アジアにまつわる商品とその背景を考えるきっかけに

さらに、三米文化商店さんでは、作品の展示のほかに、アジアにまつわる商品も販売されています!

台湾茶や台湾の服、ラオスの伝統技術を使ったバッグなど、取扱いの幅はとても広い!

こちらは台湾茶のコーナー。

お客さんに人気の台湾茶!三米文化商店さんは、写真にあるものの他に、さらに多くの種類を取り扱っています。

基本的にすっきりとして飲みやすいですが、香りや味が種類ごとに全く違う!

お店の方のお話を聞きながら試飲もさせてもらえるので、自分好みの台湾茶と出会えるかもしれませんね◎

こちらは、オーガニックコットンを使った帽子、手織物

自然の染料を使ったラオスの手織物は、環境への配慮が十分にされている上にデザインも質も良い!手作りなので、どの商品とも一期一会というのも魅力的です◎

こちらは台湾の服。

カラフルでかわいらしいですが、通気性も抜群で機能的!服まで取り扱っていることに驚きですが、ここで紹介しきれない商品が、実はまだまだあります。

ぜひ、来店の際は、お店の方のお話を聞いてみてください◎

台湾と日本は歴史的にも繋がりがあるので、かわいらしい商品がどのようにして生まれたのか、作者の方の生活や技術はどう守られているのか、普段は考えもしないことまで考え、商品を作った方が身近に感じられるような、そんな時間になるはずです!

 

日本の、時代も感じられる?!

また、「三米文化商店」さんは古民家でやられているので、アジアだけでなく日本の時代を感じられる空間になっています。

この土壁や、木箱は古民家に残っていたもの。つまり、昭和40年に使われていたそのままのものなんです!

なかなか見ることのできないものばかりで、大興奮!

さらに奥に行くと、台湾の服やラオスの手織物が展示されているのですが、

なんと、壁の一部に、昭和40年当時の新聞がそのまま張り付けてあります!

当時のレトロな文体が、とてもかわいらしくてまたまた大興奮!

「三米文化商店」さんの楽しみ方が何通りもあって、それが何重にも重なって…。

ワクワクが抑えきれませんでした!

 

まとめ

ここまで、「三米文化商店」さんの展示内容や、お取扱商品や雰囲気をご紹介してきました。

さらに、「三米文化商店」さんは、映像を撮影したり、九州にまつわる記事を書くなど、日本語と中国語両方でアジアへ発信しています。

YouTube三米文化 mitsukome)では、地域の方とコラボして台湾の服を紹介したり、お店のホームページから見られる三米フィルムで、お互いの文化交流を目的として日本と外国のそれぞれの映像を発信などもしているそう。

元々お店の方が映画関係のお仕事をされていたこともあり、映像がとても綺麗です。ぜひチェックしてみてください!

さらに「三米文化商店」さんは、おすすめの国際映画鑑賞会や、台湾茶会の体験会も定期的に開催。

今回は蔡佾儒さんの陶作展が開催された時期に伺いましたが、期間によって展示される内容が変わるので、盛りだくさんのイベントと合わせて何度も行きたい場所です。

雰囲気も、商品も、配信しているコンテンツも、どれも魅力的な「三米文化商店」さんへ、ぜひ一度足を運んでみてください!

 

INFORMATION

店名:

三米文化商店

住所:

〒819-1304
福岡県糸島市志摩桜井2048-1

電話番号:

080-8477-9892

営業時間:

10:00~17:00
※平日は要予約

定休日:

火曜~木曜

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

WRITTEN BY
ぽこた

ぽこた

学生ライター

学生編集部 副編集長賞 2023

学生編集部 副編集長賞 2023

2023年に学生編集部にて、副編集長を勤めたライターに贈られる賞です。

福岡住みの大学生。少し人とは違っていたいと思ってマイナーなものを追いかけがち。最近は、世代じゃない音楽を聞いたり、今まで通ったことのない道を通ったり。「そこで出会ったものが私の人生に関わっているのが奇跡みたいで楽しいな」と幸せを感じる。糸島の魅力も私なりに冒険しながら見つけていきたい。