全国各地から集めた器がずらり!器好き夫婦が営む「ある日。うつわ家」

全国各地から集めた器がずらり!器好き夫婦が営む「ある日。うつわ家」

多くの雑貨店やショップが集まる糸島。
ドライブしながらいろいろなお店に立ち寄るのも楽しいですよね。
今回紹介するのは、地元で作られた商品はもちろん、器好きの夫婦が全国各地を回って集めた「お気に入りのひとつ」に出会えるお店です。

「器が好きで、棚に入りきらない!」というそこのあなた、必見ですよ。

心ときめく器に出会える、小さなセレクトショップ

隠れ家的なお店へ

ある日。うつわ家」さんがあるのは、糸島の西側、JR筑肥線の一貴山駅から車で5分ほどの場所。

古着屋や革製品の専門店など、さまざまなお店が入る建物の2階です。

建物は、黒い外観が目印。広い駐車場があるので、車でのお出かけがオススメです。

1階に3つ並んだ扉の真ん中、水色のドアをくぐり、階段を上った先がお店の入口になっています。

扉を開けると…。

目の前に広がるのは、器や小物が所狭しと並ぶ店内!テーブルの上から壁にまで、ずらりと並んだ器の数々はまさに圧巻です。

 

「気に入ったものだけ」こだわりの器たち

お店を営むのは、地元出身のご主人・松﨑喜隆(まつざき・よしたか)さんと、奥さんの美緒(みお)さんです。

料理人で食器にこだわりを持つ喜隆さんと、器好きの美緒さん。店内には、おふたりが実際に全国各地の作家や窯元のもとへ足を運び、気に入った商品だけが置かれています。

「作り手に会って、話を聞くことを大切にしています」と話す喜隆さん。

選ぶ基準は「料理をする女性に喜んでもらえるもの」や「飲食店で使ってもらえるかっこいいもの」だそう。

福岡県内の作家をはじめ、佐賀県の有田焼や長崎県の波佐見焼、山口県の萩焼などなど…いろいろな種類の器が並びます。まるで、やきものの百貨店のようです。

たくさんある商品のなかから、いくつかオススメの商品を紹介します。

 

並んだ姿にほっこり、かわいらしい箸置き

おふたりのお気に入りは、色とりどりの箸置き!

箸置き 550円(税込)~

か、かわいい…。ダルマや納豆、金太郎…きちんと並んでいる姿に、思わずキュンとしてしまいます。集めて飾ってもよさそうです。

なかでもご主人の一押しは、こちら。

●シンクロの箸置き 880円(税込)

なんともユーモラスなこちらの商品。足の間やスイマーの肩にそっと箸を置いて使います。1つあるだけで、食卓が明るくなりそうですね。

同じシリーズには、洋風の食卓で使える波のカトラリー置きもあります。価格は同じく880円(税込)。

 

ひんやり、涼しげなガラスの器

●角皿 4,180円(税込)

●箸置き 880円(税込)

美しい見た目に思わず手が伸びるこちらは、糸島のガラス工房で作られたもの。

ひとつずつ違う模様のガラスを組み合わせ、1枚の皿に焼き上げているとのこと。見ているだけでも涼しい気持ちにしてくれます。

糸島で作られたものということで、お土産や贈り物にもぴったりです。

 

日常使いにはこの一枚

福岡県内の工房が手がけるプレートは、なんと裏返しても使えるリバーシブル仕様になっています!

●リバーシブルプレート(小・中・大) 2,750円~5,500円(税込)

表面は少し深さがあるので、パスタやハンバーグなどやや汁気のある料理に向いています。

裏面には前菜やアラカルト、デザートをのせて。

サイズは3種類あり、食べる量や料理によって変えられるのもうれしいですね。シンプルな粉引のデザインなので、どんな食卓にも合わせやすく使い勝手もバッチリ。

 

お気に入りを見つけよう

思わずくすっとしてしまうかわいらしいものや、毎日使いたくなるようなものばかりが並ぶ店内。

ここに来れば、運命のひとつに出会えるかもしれません。器好きの方は、ぜひお店をのぞいてみては?

センスあふれる器と素敵なご夫婦が、あなたを待っています。

INFORMATION

店名:

ある日。うつわ家

住所:

福岡県糸島市二丈浜窪180-1-4号室

電話番号:

なし(問い合わせはインスタグラムのDMにて)

営業時間:

11:00〜16:00

定休日:

水曜日

一人当たりの予算:

¥550〜

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

WRITTEN BY
中山 さおり

中山 さおり

公認ライター

連載賞 2023

連載賞 2023

2023年にメディア上にて、連載記事を担当したライターに贈られる賞です。

放送局の記者を経て、現在はライターとして活動中。東北生まれ、東北育ち。2022年、東北を飛び出し九州・福岡へ。料理とサッカー観戦(主にJリーグ)をこよなく愛する。休日や天気のよい日には、愛車で糸島をドライブし、美しい風景やグルメを開拓中。