あたたかな手作りの器たち!糸島・志摩の「暮らしのうつわ ととうや」

あたたかな手作りの器たち!糸島・志摩の「暮らしのうつわ ととうや」

おうち時間が長くなったこのごろ。
雑貨や食器など、日々使うものにこだわる人も増えましたね。

今回は「手に取るだけでほっこり」そんな器を販売する、糸島・志摩のお店を紹介します。

素朴なデザインの器にふれる、癒しの工房兼ショップ

小さなコンテナのなかのお店

西九州自動車道・前原ICを降りて、車で約20分。

糸島漁協や牡蠣小屋群を過ぎた先、一見すると普通の住宅の敷地内に「暮らしのうつわ ととうや」さんはあります。

まず目に飛び込んでくるのは、真っ白なコンテナとウッドデッキ。駐車場はあるけど、えーと、お店は…?

実は、このコンテナの中がお店になっているんです!

店内は、ドライフラワーやレトロなランプが飾られていてとってもおしゃれ。

コンテナの中とは思えない落ち着いた雰囲気に包まれています。

 

キュートでぬくもりのある商品

お店を営むのは、福岡市出身の陶芸家・とつぐかずさん。店内に並ぶ商品は、すべてとつぐさんの作品です。

マグカップやお皿のほかブローチなどの雑貨もあり、どれも土の質感が感じられる温かなデザインになっています。

価格は500円から5000円ほど。手作りなので、ひとつひとつ表情が違います。

心のこもった作品ばかりですが、なかでも人気の商品をいくつか紹介します。

 

料理の幅が広がるスープボウル

●スープボウル 2,500円(税込)

こちらのスープボウル、持ってみると軽い!ずっしりとした見た目に反して、とても扱いやすいのが特徴です。

電子レンジ・オーブン可というのもうれしいポイント。

スープや雑炊などの汁物だけでなく、グラタンや焼プリンの容器としても使える万能くんです。

 

素朴さがかわいいマグカップ

とつぐさんの作るマグカップは、日常に溶け込みやすいナチュラルなデザインが魅力。

●ツートンのマグカップ 2,300円(税込)

●コーヒー豆のマグカップ 2,400円(税込)

持ってみると、どちらもしっくりと手になじみます。少しざらざらとした表面も気持ちいい。

スープボウルと同じく、マグカップもとっても軽い!

それぞれ色違いの商品なので、ペアにして結婚祝いや新居祝いなどのプレゼントにもおすすめです。

 

どんな料理にもぴったりな大皿

●ボウル 3,200円(税込)

こちらのボウル、一目見た時から「カレーを入れて食べたい!」と直感。とつぐさんに聞いたところ「カレーはもちろん、おうちでたくさん使ってもらえるように作りました」とのこと。

深さがあるので、少し汁気のあるパスタやおでんを入れたり、サラダを入れたりして使ってもよさそうです。

料理が映えそうな黒色も素敵。使えば使うほど、器に味が出そうですね。

 

大人気!「ととこ」シリーズ

店内を見て回っていると、どこからか視線が…。その先にいたのは、お店のキャラクターであり、とつぐさんの作品の中でも人気の高い「ととこ」シリーズです。

にっこり笑顔がかわいい「ととこ」。さまざまな商品になっていますが、あまりの人気に売り切れてしまうことも多いそう。

この日もシリーズの商品はすべて売り切れ。店内のインテリア用しか残っていませんでした。残念!

お店を訪れたら、ぜひ探してみてくださいね。

 

陶芸に興味のある人はワークショップもおすすめ

「ととうや」さんの奥は工房になっていて、器作りが体験できるワークショップも実施しています。

体験は子どもが1,500円から、大人は2,000円からとなっています。お茶碗や豆皿のほか、さきほどご紹介した「ととこ」の一輪挿しやマグカップ作りに挑戦できますよ。

気になる方はホームページをチェック。予約は、電話またはインスタのDMで受け付けています。

とつぐさんの手がける素朴でかわいらしい器たち。

おうち時間や日々の食卓に、ちょっとした癒しが欲しい!という方はぜひ足を運んでみてください。

INFORMATION

店名:

暮らしのうつわ ととうや

住所:

福岡県糸島市志摩岐志1373-3

電話番号:

092-332-8449

営業時間:

11:00~17:00

定休日:

火・水曜日

一人当たりの予算:

¥500~

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

 

 

WRITTEN BY
中山 さおり

中山 さおり

公認ライター

連載賞 2023

連載賞 2023

2023年にメディア上にて、連載記事を担当したライターに贈られる賞です。

放送局の記者を経て、現在はライターとして活動中。東北生まれ、東北育ち。2022年、東北を飛び出し九州・福岡へ。料理とサッカー観戦(主にJリーグ)をこよなく愛する。休日や天気のよい日には、愛車で糸島をドライブし、美しい風景やグルメを開拓中。