【糸島・二丈】深緑の山々と清らかな川の流れのそばで脈々と受け継がれてきた秘境「満吉天満宮」に参詣!
糸島の二丈満吉にある「満吉(みつよし)天満宮」は、まさに秘境と呼ぶにふさわしい場所です。
こちらの神社の近くには一貴山川という清冽な川が流れており、その川と周囲にある山々によって生み出され、現代まで脈々と受け継がれてきた秘境が満吉天満宮。
筆者はそのように感じました。
今回はこちらの満吉天満宮と、そのそばにある「片峰寶満宮(かたみねほうまんぐう)」の様子をご紹介していきます!
二丈の山と川が生み出し、育んできた自然。その神秘的な風景を今に伝える秘境「満吉(みつよし)天満宮」
アクセス
満吉(みつよし)天満宮は、JR筑肥線の一貴山(いきさん)駅から徒歩42分。車の場合、前原ICから10分になります。
駐車場はないので、徒歩か自転車で訪れることをオススメします。
こちらは、満吉天満宮の近くを流れている一貴山川。
奥には深緑の山々がそびえ、清らかな川の流れはまさに「秘境」ですね。
本殿までの道
満吉天満宮は、住宅地と畑を通り抜けた先の、小さな山の中にあります。
まず住宅地を抜けた段階で、こちらの鳥居が待っているのでくぐりましょう。
1つ目の鳥居をくぐると、このような景色になっています。奥の石段の方へ歩いていきましょう。
石段を上っていきます。石段の左右には草木が生い茂っており、俗世を離れた神域の感がありますね。
石段の途中に、2つ目の鳥居があります。
残りの石段は少し傾いているところもあるので、足元に注意しながら上っていきましょう。
本殿付近の様子
石段を上り、本段がある広場に到着しました。
辺りはとても静かで、人の気配はまったくありません。
振り返ってみると、先ほど通り抜けた2つ目の鳥居が、小さく見えます。
どうやら、思っていたより高いところまで上ってきたようです。
さて、本殿に近づいていきます。
神社を訪れるとまず確認したくなるのが、こちらの狛犬。
こうして神社巡りを始めるまでは「どれも似たようなものだろう」と気にも留めていなかったのですが、しっかり見てみるとそれぞれの神社で微妙に違いがあって面白いです。
満吉天満宮の狛犬は、多くの神社に見られる「唐獅子型狛犬」のようですね。
「なんだ、普通か」と思いながら前に進むと、「ん?」と違和感を覚えました。
先ほどの狛犬の先に、このようなものが置いてあったのです。
これも、狛犬の一種なのでしょうか…? いや、犬ではありませんね。
しかし左右一対となって本殿の前に置かれていたことから、狛犬と何らかの関連をもつことは間違いなさそうです。
本殿の天井
これまで本殿の内部まで見ることはほとんどありませんでしたが、実は本殿の内部にはこのように、古風な絵が飾ってあります。
どれも歴史を感じさせる古い絵で、筆者好みのものばかりでした。
神社に訪れたら、ぜひ本殿の内部にある絵もご覧ください。
付近にある「片峰寶満宮」
満吉天満宮のすぐそばには、「片峰寶満宮(かたみねほうまんぐう)」という神社もあります。
古色蒼然とした、風格のある鳥居ですね。
満吉天満宮を訪れた際には、ぜひこちらの片峰寶満宮にも行ってみてください。
次の章では、こちらの片峰寶満宮の様子を簡単にご紹介します。
片峰寶満宮の様子
片峰寶満宮も満吉天満宮と同じように、少し長い石段を上った高いところにあります。
傾斜が急ですが手すりなどはないので、くれぐれも足元には注意してください。
石段を上りきった先は、このようになっています。
狛犬が力強く出迎えてくれます。
こちらの神社の社殿の中にも、古い絵が飾ってありました。
ただ古いだけではなく、おそらく歴史的にも価値の高い絵が並べられているのだと思います。
1つ1つの絵に味があり、そして「綺麗」だなと感じました。
こちらの写真の上部に見える絵など、神々しい限りです。
おわりに
今回は二丈満吉にある「満吉天満宮」を訪れてその様子をご紹介し、さらに付近にある「片峰寶満宮」の様子も簡単にお伝えしました。
最寄駅から徒歩40分以上と、なかなか大変な場所にある神社ですが、街中にある神社に比べて訪れるのが困難である分、神々しさや秘境感が増しています。
困難を乗り越えて手に入れた静寂や目にした神秘はきっと、かけがえのない大切な宝物になることでしょう。
時間に余裕があるときには、ぜひ満吉天満宮や片峰寶満宮を訪れてみてください。
INFORMATION
店名:
満吉(みつよし)天満宮
住所:
福岡県糸島市二丈満吉181
※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。