学生編集部が本気でメニュー考案!糸島にあるクラフトビール醸造所「ハローブルワリー」とコラボ|醸造編
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学生編集部が本気でメニュー考案!糸島にあるクラフトビール醸造所「ハローブルワリー」とコラボ|醸造編
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こんにちは!meets糸島学生編集部のりーさんです。
学生編集部では「糸島を学生の力でもっと盛り上げたい」という想いで新たな取り組みを開始しました。糸島・二丈にある「ハローブルワリー」さんとクラフトビール企画でのコラボが決定!
学生ならではの視点から、新しいクラフトビールを考案します。
前回はクラフトビール決定とラベル作成の様子をお伝えしましたが、今回は2月に行った醸造の様子をお届けします!
学生編集部が本気でメニュー考案!糸島にあるクラフトビール醸造所「ハローブルワリー」とコラボ|醸造編
前回のあらすじ
私たちが今回コラボさせていただくのは、糸島・二丈にあるクラフトビール醸造所「糸島 HELLO BREWERY(ハローブルワリー)」さん。
糸島の自然の恵みを活かしたクラフトビールを製造しています。
前回のミーティングでは、どんなクラフトビールを作るのか、どんなラベルにするのかについて話し合いました。
前回の様子はこちらから。
話し合いの結果、「オレンジハニーエール」というクラフトビールに決定!
オレンジハニーエールの口当たりや香りについて意見を交わし、ラベルについてもデザイナーのオゴーさんと修正を重ねてきました。どんなラベルになったのかは完成までお楽しみに。
今回参加したのは6人!
今回は醸造とよばれる仕込みの過程に、学生編集部の6人で参加しました。
「ハローブルワリー」さんオリジナルのエプロン、Tシャツ、パーカーをそれぞれ身につけて気合いが入っています。
そして今回、醸造について教えていただいたのは「ハローブルワリー」さんのブルワーである鮎川さん。学生たちにとって醸造は初めての体験だったので、丁寧に教えていただきました。
クラフトビールの原料は主に麦芽、酵母、水、ホップの4つ。今回はさらに、オレンジハニーエールで主なフレーバーとなるオレンジとはちみつを入れます。
今回は醸造していくなかで特にポイントとなる部分をお伝えします!
麦芽の糖化
まずは、主原料となるさまざまな種類の麦芽を機械で粉砕します。この作業は「ミリング」とよばれ、砕き方によって仕上がりが変わるそうです。
ミリングを終えた後の麦芽はパン屋さんのにおいがしました。
次に、ミリングした麦芽をお湯に溶かし酵素の働きによって麦芽に含まれるデンプンを糖化させます。しばらくの間混ぜると次第にトロトロになっていき、「麦汁」というビールの元となる汁ができます。
麦汁ができた後の麦芽は捨てることになるので味見してみました。水に浸したアーモンドのような味でした(笑)。学生たちはすべての工程に興味津々です!
オレンジの皮むき
今回、オレンジハニーエールのフレーバーとなるオレンジは学生たちが1つひとつ皮をむきました。皮を薄くむいていくのはかなり苦戦しましたが、センスを光らせる学生もいました!
オレンジはつやっつやでみずみずしいので、美味しいオレンジハニーエールができるなと確信しています!
オレンジの皮をむいた後は、たっぷり詰まった果汁を絞っていきます。すべて手作業で行っていくので次第にクラフトビールを作っているんだという実感が湧いてきました!
ホップとオレンジを投入
オレンジの皮むきを終えたら、いよいよ麦汁が入ったタンクにホップ、オレンジの皮、果汁などを投入。学生たちが1つひとつ大事にむいたオレンジの皮は、クラフトビールにさわやかな香りを加えてくれます。
クラフトビールが苦手な方でも飲みやすいように、苦味を抑えてフルーティな香りに仕上げる工夫をしました。
麦汁は殺菌などのために煮沸した後、酵母が活動する温度まで冷やします。酵母が糖を食べてアルコールが発生するまでに約1ヶ月かかります。
こちらの写真は煮沸を終えてまだ温かい状態の麦汁です。アルコールがまだ発生していないので、かなり甘さが感じられました。
まだどんな味に仕上がるのか想像できませんが、完成が楽しみです!
今後の予定
「ハローブルワリー」さんとのコラボクラフトビールは4月中旬ごろから瓶詰め、ラベル貼り等を行い販売を予定しています。
今後も、クラフトビール企画の進捗について学生編集部から報告していくので、ぜひ一緒にクラフトビール作りの過程を楽しんでいただきたいです!