EKKYO.SUMMIT 2024 in 糸島『転べー遊ぶ、動く、好奇心ー』|EKKYO.HUB

EKKYO.SUMMIT 2024 in 糸島『転べー遊ぶ、動く、好奇心ー』|EKKYO.HUB

海や山など自然の豊かさ。自然の恵みを生かしたグルメにスポット。
糸島の魅力は数えきれないほどありますが、今回は新たな切り口から糸島をご紹介します。

糸島を会場に行われた「EKKYO.SUMMIT 2024 in糸島」に参加してきました。
多様なバックグラウンドを持つ人々が、糸島で様々な議論を行いました!

EKKYO.SUMMIT 2024 in 糸島『転べ―遊ぶ、動く、好奇心―』

EKKYO.SUMMITとは?

「EKKYO.SUMMIT(エッキョーサミット)」とは、「EKKYO.HUB」さんが立ち上げた「日本の若者たちが越境し、共創する場を創ろう!」というイベントです。

これまでに、ドイツミュンヘンや宮城県仙台市などでも行われており、「糸島が今、熱い。」ということで今回は糸島が会場に選ばれたそうです。

EKKYO.HUB

EKKYO.HUB

文部科学省が展開する「トビタテ!留学JAPAN」で世界各国に留学した日本人の学生たちが起こしたプロジェクト。『「面白そう」を開拓せよ、「面白そう」では終わらせない。』という想いで、日本の若者たちが社会課題について熱く議論を交わし、共創できる場を創出している。

文部科学省が展開する「トビタテ!留学JAPAN」で世界各国に留学した日本人の学生たちが起こしたプロジェクト。『「面白そう」を開拓せよ、「面白そう」では終わらせない。』という想いで、日本の若者たちが社会課題について熱く議論を交わし、共創できる場を創出している。

筑前前原にある「みんなの」をはじめとする、糸島の会場で行われた「EKKYO.SUMMIT 2024 in糸島」の様子をお届けします。DAY1からDAY3までのラインナップはこちら。 

今回のSUMMITテーマは「転べ」。転べという言葉にはマイナスなイメージがあるかもしれませんが、「誰もが前のめりに失敗できる場所」という意味が込められているそうです。

DAY1は親子向けイベントとして、糸島の森をすごろくにする企画を開催。子どもたちの自由な発想で、どんどんすごろくが仕上がっていきました。

 

DAY2:午前のメインイベント

DAY2からいよいよ「EKKYO.SUMMIT」のメインイベントがスタート。

イベントが行われている傍ら、次世代発光材料を使ったアート展示なども行われていました。

午前中はこちらの2つのテーマで議論を交わしました。私は②に参加。

粘土を使って、自分が行っている活動を表現します。粘土を触ることが久しぶりで、こねるだけでも楽しかったです。

①子どもの創造性と社会にとっての創造性を連関させるには?
②仕事や遊びなど、個人が行う全ての活動にはどんな意味があるか?

色を混ぜてみたり、粘土の高さや大きさで活動に対する熱量を表したりするなど、それぞれがユニークな作品を作っていました。作成後は作品に込めた自分の思いを書き出し、グループで共有。

自分の活動や思いについて言葉で説明するのは難しかったですが、言葉にすることで自分を見つめ直すことができました◎

昼食は志摩櫻井にある「糸島食堂ほもり」さんのお弁当をいただきます。

唐揚げやエビフライ、卵焼きなどてんこ盛り。みんなでワイワイ話しながら食べるお弁当はとてもおいしかったです!

 

DAY2:午後のメインイベント

DAY2の午後はこちらの2つのテーマでスタート。熊本出身で福岡在住の私は②を選びました。九州の人は九州愛が強いとよく言われます(笑)。

①我々はイノベーションのジレンマを超えて、新しい価値を生み出せるのか?

②九州を主語に、九州から日本を盛り上げるには?

”2060年の九州のあるべき姿”について、グループで議論し発表します。観光やインフラ、人口流出などさらに詳細にテーマを設定し、現状分析、他の事例との比較などを行いながら方向性を定めていきます。

私は大学で、社会問題や福祉課題について学ぶ社会学という分野を専攻しているので、とても興味深い内容でした。

参加者は学生に限らず、起業している人など色々な職業の人がいたので、より専門的な視点でビジネスと絡めながら課題について考えることができました。

私のグループでは、「九州の自然の豊かさを武器に、森林の新たな活用法やIT技術を使ったインフラ整備などを生み出し、人と自然の関わりを見直していこう!」という案が出ました。

2060年の九州はどう変わっているでしょうか?

きっとこの先も住み続けると思うので、学問分野を超えてみんなで考えないといけないなと感じました◎

もう1つのテーマでは、イノベーションを通じた新価値創造に向けて議論。

実際は複数のタスクをこなしながら1つの事業について考える状況が多いそうで、状況を体感するために取り入れられたクロスワードに苦戦していました(笑)。

 

EKKYOカンファレンス

「EKKYO.HUB」さんがいつも行っているという「EKKYO.CONFERENCE(エッキョーカンファレンス)」を糸島でも行いました。法律や仏教、森など様々なことに関心を持ち、団体を立ち上げている方のプレゼンを聞きました。

アプローチの仕方は違えど、人とのつながりを持って何かに取り組んでいる部分は共通しているなと感じました。

また、同学年の方の活動や留学の話は自分にとっても良い刺激になりました。

プレゼンの後は、自分の経験や現在行っている活動を軸に”自分が思う理想的な社会”について紙にまとめます。約70人が集まっていましたが、それぞれが目指す社会は違っていて面白かったです。

私は「高齢者の生きがい」について研究しているので、「生きがいを持ち続けられる社会」としましたが、その生きがいが何なのかはまだ定まっていません…。

もちろん、「糸島でライター活動をすること」は生きがいの1つだと思います♡

 

BBQ・アート企画

DAY2の締めくくりは「アクアマリン糸島」BBQを楽しみます。海を見ながら食べるお肉は最高ですね。海に馴染みがない県から来た人たちは、海に大興奮でした。

盛りだくさんなサミットもついに最終日。

DAY3はアーティストさんとともにアートを感じる企画。絵を描いたり、ライブペインティングを見たりするなど、感性が高まったような気がしました。これを機に絵を描きたいと思った人も多いはず!

 

 

まとめ

「EKKYO.SUMMIT 2024 in糸島」を通じて、たくさんの人と交流することができました。また、全国各地から集まった人たちが糸島の魅力を存分に感じている様子を見ることができて、とても嬉しかったです。

これからも糸島を盛り上げていきたいですね。

WRITTEN BY
りーさん

りーさん

学生ライター

ベストライター 2023

ベストライター 2023

meets糸島公認ライターがまず、お手本にするべきライターだと考えられるライターに2023年に贈られる賞です。

熊本出身、福岡在住の大学生。趣味は料理、カフェ巡り。とにかく食べることが大好き。最近はまっていることは、ちょっといいものを楽しむこと。可愛いお皿を集めたり、糸島の食べ物を選んだり。学生のうちに日本中を旅して美味しいものを食べまくりたい!