【福岡】糸島への移住で失敗しないために|知っておきたい5つのこと
福岡県の糸島市は、県内有数の観光スポット。
さらに豊かな自然と食材に恵まれた糸島市は、観光だけではなく移住先としても人気です。
とはいえ、実際に移住を検討している方の中には、「移住して失敗しないだろうか」と考えている方もいるかもしれません。
せっかく糸島に移住したのに「思っていたイメージと違った!」と、後悔したくありませんよね。
実際に他県から糸島に移住した編集部のメンバーの1人は、移住前と移住後のギャップに戸惑ったとか。
そこで今回は糸島への移住で失敗しないために、移住前に知っておきたい5つの注意点やオススメのエリアなどを解説します。
この記事を最後まで読めば移住後に後悔することなく、憧れのスローライフを実現できますよ。移住の支援制度も解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
- 【福岡】糸島への移住で失敗しないために|知っておきたい5つのこと
- 【1】糸島への移住で失敗?知っておきたい5つの注意点
- 1-1.車は必須
- 1-2.子どもと遊べる施設が少ない
- 1-3.地域活動への参加が多い
- 1-4.海水浴シーズンは渋滞する
- 1-5.虫が苦手だとツライ
- 【2】糸島への移住をオススメする人
- 2-1.アウトドア派
- 2-2.グルメ通
- 2-3.サーファー
- 2-4.フリーランスや在宅ワーカー
- 2-5.コミュニティ活動が好き
- 【3】糸島への移住にオススメのエリア
- 3-1.前原エリア
- 3-2.志摩エリア
- 3-3.二丈エリア
- 【4】糸島への移住に役立つ制度
- 4-1.糸島市結婚新生活支援金
- 4-2.きっとみつかる「糸島しごとさがし」
- 4-3.空き家・空き地バンク制度
- 糸島で憧れのスローライフを実現しよう
【福岡】糸島への移住で失敗しないために|知っておきたい5つのこと
【1】糸島への移住で失敗?知っておきたい5つの注意点
糸島に移住する前に知っておきたい注意点は、次の5つです。
・車は必須
・子どもと遊べる施設が少ない
・地域活動への参加が多い
・海水浴シーズンは渋滞する
・虫が苦手だとツライ
では、それぞれ詳しく解説しますね。
1-1.車は必須
糸島は交通インフラが整備されていないため、移住するのであれば車は必須です。
市内にはJR筑肥線やコミュニティバスもありますが、本数は決して多くありません。駅から離れたエリアも多いため、日常生活の足として車は必須です。
なお「自転車じゃダメ?」と考える方もいるかもしれませんが、福岡県は日本海側で年間降水量が多く、市内には坂道も多くあります。
自転車だと不便に感じる可能性があるため、やはり車がオススメです。
1-2.子どもと遊べる施設が少ない
意外に思う方も多いかもしれませんが、糸島市は子どもと遊べる施設が少ないんです。
実際に親子で糸島へ移住した編集部のメンバーも、「子どもと遊ぶ場所がない」と悩んでいました。
糸島で子どもと遊ぶ場所といえば、下記の記事で紹介した公園や海がメイン。遊園地や動物園、水族館といった施設は糸島にはありません。
とはいえ、まったく遊ぶ施設がない訳ではありません。「フォレストアドベンチャー・糸島」さんのような、自然を活かしたアスレチック施設などが人気です。
1-3.地域活動への参加が多い
糸島は一定の区域ごとに形成される「自治会」や「町内会」の活動が盛んな地域です。そのため、地域活動への参加に慣れていない方は、移住後に戸惑うかもしれません。
地域活動が少ない場所からの移住を考えている方は、よく検討しましょう。糸島は地域住民によるマルシェなど、イベント活動が盛んな地域です。
とはいえ、それだけ住民同士のつながりが深く、移住者に対して寛容な地域とも言えますね。
1-4.海水浴シーズンは渋滞する
糸島は福岡でも人気の観光スポットのため、海水浴シーズンの7月〜8月は渋滞が目立ちます。
糸島を通る国道202号や県道54号といった主要道路がほぼ1車線のため、ドライブルートで有名な「志摩サンセットロード」や「白糸の滝」へ行く道などはとくに渋滞しますね。
また海水浴シーズン以外の休日も、それなりに渋滞します。とはいえ、平日は渋滞もなくスムーズに進むため、日常生活に支障が出るほどではありません。
1-5.虫が苦手だとツライ
古民家への移住を考えている方は、虫が苦手だとツライ思いをするでしょう。というのも糸島は自然が豊かな地域のため、とにかく虫が多いんですよね。
実際に糸島の古民家に住んでいる編集部メンバーも、風呂場にムカデが出たと騒いでいましたっ!(笑)
またムカデの他にも、クモやヤモリなどがよく出るとか。自然を身近に感じられる糸島では、虫を受け入れる心構えが必要かもしれませんね。
【2】糸島への移住をオススメする人
ここまで、糸島へ移住する上での注意点を解説してきました。とはいえ、糸島はこれまでの注意点を上回るほどの魅力がたくさんあります。
以下に紹介する5つの条件のうち、1つでも当てはまる方は糸島への移住を検討してみましょう!
・アウトドア派
・グルメ通
・サーファー
・フリーランスや在宅ワーカー
・コミュニティ活動が好き
では、それぞれの理由を解説しますね!
2-1.アウトドア派
海水浴やハイキングにキャンプなど、とにかくアウトドアが大好きという方は、ぜひ糸島への移住を検討してみましょう!
糸島エリアには「大原海水浴場」「芥屋海水浴場」「深江海水浴場」の3つがあり、シーズン中には多くの観光客や地元民で賑わっています。
また海だけではなく、山の自然も魅力の1つ。
15分で山頂に登れる「立石山(たていしやま)」や、糸島の南部にそびえ立つ「雷山(らいざん)」など、多くのハイキングコースがあります。
またキャンプ場やグランピング施設、ゴルフコースなども豊富です。とにかく自然が大好きという方には、最高の移住地となるでしょう。
2-2.グルメ通
「美味しいグルメをたくさん食べたいっ!」という方、糸島へ来ませんか?糸島には自然豊かな海の幸と山の幸を使った美味しいレストランが、たくさんありますよ。
インスタ映えするオシャレなカフェや地元民に愛される大衆食堂、はたまた九州では珍しいインドネシア料理のお店など、ジャンルも豊富です。
meets糸島でも、美味しいグルメ情報をたくさん掲載しています。ぜひ参考にしてみてください。
2-3.サーファー
波に魅せられた全国のサーファーのみなさん、ぜひ糸島の波に乗ってみませんか?糸島は北部九州を代表する、サーファーたちのメッカです。
波が高い日本海に面した糸島は、初心者から上級者まで楽しめるサーフスポットが豊富。
「幣の浜(にぎのはま)」や「野北海岸(のぎたかいがん)」など、1年を通してサーファーたちが訪れ波乗りを楽しんでいます。
またサーフィンやサップなどが楽しめる、マリンスポーツのショップもありますよ。
ぜひ糸島に移住して、心ゆくまでサーフィンを楽しんでみてはいかがでしょうか。
2-4.フリーランスや在宅ワーカー
フリーランスのデザイナーやライターさん、フリーランスを長く続けるためには仲間の存在が不可欠ですよね。
糸島には、フリーランスの方が気軽に利用できるコミュニティスペースもあるんです。
ちなみにmeets糸島の編集部メンバーも、コミュニティスペース「みんなの」さんにてミーティングを開催しています。
また糸島市が運営する「糸島市テレワークセンター」では、在宅ワークのサラリーマンや主婦、フリーランスなどが無料で施設を利用できます。
自然豊かな糸島の地で、時間や場所にとらわれない働き方を実現してみてはいかがでしょうか。
2-5.コミュニティ活動が好き
地域のコミュニティ活動を通して、住民同士のつながりを大切にしたい方。ぜひ糸島への移住を検討してみましょう。
地域コミュニティ活動が盛んな糸島においては、年間を通してさまざまな交流イベントが開催されています。
また移住者に対しての寛容性も高いため、地方の田舎にありがちな「よそもの」扱いされる心配もありません。
地域のコミュニティ活動に興味がある方は、ぜひ移住を検討してみてください。
【3】糸島への移住にオススメのエリア
糸島への移住を検討している方に、オススメのエリアを3つ紹介します。
・前原エリア
・志摩エリア
・二丈エリア
では、それぞれの特徴を見ていきましょう。
3-1.前原エリア
前原エリアは、糸島の玄関口とも言える場所です。天神・博多・福岡空港まで、電車1本で行けるのが魅力ですね。
交通の便に優れており、駅周辺には商店街や住宅地のほか、市役所や警察署もあります。
また前原の南風台エリアは新興住宅地となっており、子育て世代も多く住んでいます。住みやすさを1番に考えるのであれば、利便性が高い前原エリアがオススメです。
3-2.志摩エリア
オシャレなカフェやショップが数多く点在する志摩エリアも、移住先として人気です。休日にはカップルや家族連れが多く訪れる、糸島の人気観光スポットですね。
芥屋海水浴場や野北海岸といった海水浴スポットも近く、場所によっては家の目の前が海というケースも。
実際にmeets糸島編集部のメンバーの1人は、目の前が海の古民家に住んでいます!
また中心部のロードサイド沿いにはショッピング施設があるため、日常生活での買い物にも困りません。
海が好きで自然を身近に感じたいという方は、志摩エリアへの移住を検討してみましょう。
3-3.二丈エリア
二丈エリアは佐賀県との県境に位置しており、どちらかというと移住者よりも地元民が多く住んでいる場所です。
海と山の両方の自然が楽しめるエリアで、野菜の直売所やカキ小屋なども多く点在しています。
また志摩エリアほど観光客が多くないので、糸島の中では比較的静かなエリアとも言えます。
ただしショッピングモールやレストランまでは距離があるため、車は必須。豊かな自然に囲まれて静かに暮らしたいという方には、オススメのエリアです。
【4】糸島への移住に役立つ制度
糸島への移住に役立つ制度を、仕事や住まいなど目的別に解説します。移住の際は有効に活用しましょう。
4-1.糸島市結婚新生活支援金
一定の要件を満たす新婚世代に、糸島市から最大60万円までの補助金を受けられる制度です。
結婚を機に、移住を考えている方も多いでしょう。新生活の準備で何かとお金がかかる時期でもあるため、補助金が出るのはありがたいですよね。
対象者や費用といった詳しい条件については、下記リンク先をご確認ください。
4-2.きっとみつかる「糸島しごとさがし」
糸島での仕事探しに役立つ、糸島市の就職支援サイトです。糸島で新たな仕事にチャレンジしたい方は、ぜひ活用しましょう。
また新規事業を開始する方など、創業者向けの支援制度もあります。詳しくは下記リンク先をご確認ください。
4-3.空き家・空き地バンク制度
空き家への定住や利用を希望する方へ、空き家情報を提供するサイトです。
糸島市では移住や定住の促進に関する取組の一環として、空き家の活用を提案しています。
空き家の登録情報は随時更新されます。ぜひお気に入りの空き家がないか探してみましょう。
糸島で憧れのスローライフを実現しよう
糸島への移住で失敗しないための注意点や、オススメのエリアなどを解説してきました。
豊かな自然に囲まれた福岡県の糸島市は、観光客だけではなく移住者にも人気のエリアです。
自然を活かした新鮮な海産物や畜産物のほか、オシャレなカフェや雑貨店も多くそろっています。
交通インフラが整っていないなどのデメリットはありますが、地域同士のつながりが深く移住者も温かく受け入れてくれる環境が整っています。
今回の内容を参考に、ぜひ糸島で憧れのスローライフを楽しんでみてはいかがでしょうか。